GJ > 競馬ニュース > 京都新聞杯の「データ」
NEW

京都新聞杯(G2)は「データ」で読み解け! 鍵は「上位人気」の扱い?

【この記事のキーワード】, ,
京都新聞杯(G2)は「データ」で読み解け!  鍵は「上位人気」の扱い?の画像1画像:タニノフランケル/『競馬つらつら』より

 5月5日に京都競馬場で行われる京都新聞杯(G2)。ここで賞金を加算することができれば、日本ダービー(G1)への出走がグッと近づく。優先出走権を持たない馬たちにとっては、このレースがダービー出走へのラストチャンスと言っても過言ではない。

 今年はアルメリア賞を快勝したフランツ、名牝ウオッカの産駒であるタニノフランケル、きさらぎ賞(G3)2着のグローリーヴェイズ、H.ボウマン騎手が騎乗するシャルドネゴールドらが有力視されている。だが他にも確かな実績を持つ馬たちの出走も予定されており、混戦模様を呈している。

 どの馬が勝利を収めても驚きはなく、予想をするに当たって非常に難解なレースとなっている。そこで今回は過去10年のデータを紐解きつつ、有利不利を探っていこう。

 京都新聞杯は比較的上位人気の馬がそのまま優勝することが多く、1番人気は[3-2-2-3]、2番人気[3-3-0-4]、3番人気が[3-1-0-6]とそれぞれ勝率30%を記録している。だが、堅いレースだと思いきや、3着には2番人気と3番人気は0。人気順通りに買うと痛い目に遭うこともあるだろう。

 続いて枠順に注目してみよう。最も高い勝率を誇るのは6枠で15%を記録。そして連対率30.0%、3着内率は35.0%をそれぞれ記録している。続いて1、2、3枠が勝率10%で続く。

 そして5枠、7枠、8枠の勝率は0。まだ5枠は連対率が5%、3着内率は15%あるため、救いはある。だが、7、8の大外枠は勝率、連対率がともに0で、3着内率も3%。かなり厳しい戦いを強いられることになるようだ。

京都新聞杯(G2)は「データ」で読み解け! 鍵は「上位人気」の扱い?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  2. JRA武豊は何故AJCC(G2)でスペシャルウィークに騎乗しなかったのか。明かされた当時の「事情」と、幻の天皇賞馬“ナリタサンデー”とは
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  10. 【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」