真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.06 16:29
武豊「惜しい」!? JRA藤岡佑介「初G1制覇」ケイアイノーテックの強烈末脚
編集部
6日に開催されたNHKマイルC(G1)は、6番人気ケイアイノーテック(牡3 栗東・平田修厩舎)が、後方から大外一気の末脚で差し切り勝利。鞍上の藤岡佑介騎手とともにG1初制覇(馬は重賞初制覇)を達成した。
「行き脚がつかなかった」
勝利インタビューで藤岡騎手が語っていたように、スタートこそ無難なものの周囲のスピードについていけない形で、後方2番手からレースを進めることになったケイアイノーテック。
ただ、「災い転じて」ではないが、前を追いかける馬が多かったためか前半のハロンタイムが12.1 – 11.1 – 11.2 – 11.9とハイペースになり、後方有利の展開に。最後の直線では大外に持ち出してラスト200mから一気に加速。好位を抜け出したギベオン、追いすがるレッドヴェイロンを最後の最後で捉え、悲願の戴冠となった。
今年は京都記念(G2)をクリンチャーで制し、日経賞(G2)もガンコで制するなど32歳にしていよいよ本格的に輝きを放っていた藤岡佑騎手。しかし先週の天皇賞・春(G1)では3番人気ガンコで14着と期待を裏切っていた。
しかし今週は、5日の京都新聞杯(G2)をステイフーリッシュで制し、翌日にはG1初制覇を果たすという「騎手人生最高の週末」となった。全国リーディングも12位(5日時点)と気を吐いており、勢いはどうやら本物のようだ。
また、弟の藤岡康太騎手も、初G1制覇は2009年のNHKマイルC(ジョーカプチーノ)。兄弟揃ってというのは何とも縁のある話である。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 「シャンパンカラーが勝つよ」昨年のNHKマイルCで9番人気の激走を見抜いた“凄腕”が指定したのは、ジャンタルマンタルでもアスコリピチェーノでもないまさかの激走穴馬
- 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- どれだけハズレても我々は「バッターボックス」に立たせてもらえる! 悔いを残したくないからこその大ダメージ…競馬と後悔の実に深い繋がり【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
- 天皇賞・春(G1)テーオーロイヤルだけじゃない! 皐月賞「大逃げ」メイショウタバル、高松宮記念1番人気ルガルなど「個性派の宝庫」三嶋牧場がスゴイ
- 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場