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JRA「超大物」レイエンダが復帰戦を圧勝! 遅れてきたダービー馬全弟の気になる「次走」と見据える「秋ローテ」は?

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 後方2番手のまま最後の直線を迎えたレイエンダは、外に持ち出されると馬なりのままじょじょに進出を開始。残り400mを切ってルメール騎手の追い出しに応えるように加速すると、一気に粘るビービーデフィを捉えて先頭に。結局、ルメール騎手からムチが飛んだのは先頭に立った瞬間、気を抜かないために打たれた1発だけだった。

「お兄さんと同じで走るのが大好きな馬。直線は長く脚を使ってくれたね。春はクラシックに出走できなくて残念だった。秋に大きなレースに出走できれば」

 レース後、主戦騎手が今後に思いを馳せると、藤沢調教師も「復帰戦としては、想像以上の走り」と手応えを隠さない。自己条件とはいえ約10カ月ぶりの復帰戦としては、今後に大きな期待を抱かせる上々の内容だった。

「能力を感じさせる勝ち方でしたね。この日の東京は異様に時計の出る馬場だったので、1:58.8の勝ち時計を鵜呑みにすることはできませんが、内容としてはスケールを感じさせる完勝でした。全兄のレイデオロがあまり速い上がりを使うタイプではない中、上がり3ハロン33.6秒の末脚を使えたことも収穫だと思います。

デビュー頃から『兄以上』と言われ、新馬戦を勝った際にルメール騎手から『来年のチャンピオンになれる』とまで言い切らせた逸材。春のクラシックを棒に振ってしまったことは残念ですが、今後世代の勢力図を大きく塗り替える可能性もありますよ」(競馬記者)

 とはいえ、現段階では500万下を勝って2勝目を上げたばかりの存在。27日に迫った日本ダービー出走は現実的ではない。大きな挑戦になりそうな秋を見据え、気になる「次走」に関して藤沢調教師は「もう1回、東京で使えたら使う」と明言している。

 有力候補として考えられるのは、6月17日の町田特別(1000万下、芝2400m)もしくは23日の八ヶ岳特別(1000万下、芝1800m)といったところか。いずれにせよ、ここで3勝目を上げることができれば、秋には余裕を持って菊花賞トライアルに挑むことができそうだ。

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