真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.10 11:58

京都記念(G2)「大波乱」の主役はクロコスミア!? ジェンティルドンナ、ハープスターが沈んだ京都記念でG1馬より「狙える」理由
編集部
11日に行われる京都記念(G2)は4歳世代のG1馬4頭が激突する豪華共演となったが、あいにく前日の降水確率は80%。レース当日は曇りのようだが、この時期だけに馬場の回復は難しそうだ。
しかし、「4強」を前に苦戦必至のクロコスミア(牝5歳、栗東・西浦勝一)にとって、馬場悪化は間違いなく「歓迎材料」といえるだろう。
昨秋のエリザベス女王杯(G1)で勝ったモズカッチャンとクビ差の接戦を演じるなど、充実著しい5歳牝馬だが、元々は雨が降って馬場が悪化した時こそ「買い」といった存在だった。
クロコスミアという名が多くの競馬ファンに知れ渡ったのは、3歳秋のローズS(G2)に他ならない。
2歳の赤松賞(500万下)を勝ってオープン昇級を果たしたものの、重賞の壁に阻まれ春のクラシック出走が叶わなかった本馬。秋になってローズSに挑戦した際は、まだ1000万下の身であり、単勝77.6倍の11番人気と特に注目もされていなかった。
しかし、果敢にハナを切ると、この年のオークス馬で単勝1.6倍だったシンハライトをハナ差まで追い詰める粘り腰を発揮。全国の競馬ファンの度肝を抜いた要因となったのが、雨で渋った馬場だった。
その後、再び凡走を繰り返し1000万下まで降格したクロコスミアだったが、夏の北海道で再びオープン昇格を果たすと、その勢いで挑んだ秋の府中牝馬S(G2)で再び「運」が巡ってきた。雨が降り、馬場が荒れたのだ。
まさに水を得た魚といったところだろうか、ゲートを勢いよく飛び出したクロコスミアはまたも強敵相手にハナを奪うと、そのまま逃げ切り。今度は国際G1馬のヴィブロスを抑えての重賞初勝利だった。
PICK UP
Ranking
17:30更新JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 2度の屈腱炎を克服した「不屈」の実力馬がいよいよ復帰! ナリタブライアンの「同期」はG1制覇、鳴尾記念勝利ヨーホーレイクに続けるか