真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.07 11:05

京都記念(G2)アルアイン「正念場」か……待望の松山弘平騎手とのコンビ復活に見える「終わりの時」
編集部

昨年の皐月賞馬が正念場を迎えている。
11日に京都競馬場で行われる京都記念(G2)から始動する、昨年の皐月賞馬アルアイン(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)。昨年のダービー馬レイデオロを筆頭に、秋華賞馬ディアドラや、エリザベス女王杯を勝ったモズカッチャンなど豪華メンバーが集ったこのレースは「4歳No.1決定戦」と位置付けられているが、皐月賞馬の評価は決して高くないようだ。
昨年、好タイムで毎日杯を勝つと、皐月賞では9番人気の低評価を覆しての勝利。若手有望株の松山弘平騎手と共に、人馬G1初制覇となった。
競馬界に突如現れたフレッシュなコンビは大きな注目と期待を集めたが、皐月賞後、日本ダービーでのコンビ継続がなかなか発表されないなど、関係者の間では決してすべてが歓迎ムードというわけではなかったようだ。
案の定、ダービー敗戦後はC.ルメール騎手にスイッチ。一部のファンからの批判を浴びながらもさらなる「結果」を追い求めた決断だったが、期待された秋は始動戦のセントライト記念で上がり馬のミッキースワローに足をすくわれると、本番の菊花賞では記録的な不良馬場に祟られて7着に惨敗。
春のクラシックを分け合ったレイデオロとは、大きく水をあけられる結果となった。
そして、迎えた2018年の始動戦となる京都記念。1週前追い切りでは栗東のCウッドコースで6ハロン79.9秒、ラスト11.4秒と素晴らしい時計を叩き出しているが、多くのファンがレイデオロを逆転する姿をイメージできないでいるようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは