真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.05 09:23
京都記念(G2)レイデオロ「代打バルジュー」は大正解!?「不安要素」と囁かれるイタリアの名手が「マジになる」理由
編集部
昨年の日本ダービー馬レイデオロが、11日の京都記念(G2)から始動する。
昨年は日本を代表する名伯楽・藤沢和雄調教師に、悲願の日本ダービー制覇をプレゼントした同馬。秋には神戸新聞杯(G2)で、後の菊花賞馬キセキを相手に2馬身差の完勝。ジャパンC(G1)でも敗れはしたものの、キタサンブラックに先着を果たす2着と「世代No.1」という評価は揺るぎないものとなっている。
そんなレイデオロにとって、今春のターゲットはドバイシーマクラシック(G1)となる。
同レースには英国のクラックスマンも出走を予定しているが、同馬は昨秋の英国チャンピオンS(G1)を7馬身差で圧勝したことで、レイデオロの同厩となるソウルスターリングに替わって「世界最高のフランケル産駒」の座に君臨。レイデオロ陣営にとっては、世界の舞台で ライバルを叩いておきたいところだ。
そのためにも負けられない今回の京都記念。皐月賞馬アルアインを始め同世代の猛者が顔を揃えたが、受けて立つレイデオロにとっては再び「世代No.1」を証明する絶好の機会といえる。1週前追い切りでは主戦のC.ルメール騎手がわざわざ栗東から駆けつける念の入れ様。併せ馬で遅れたものの「馬が朝の調教で頑張っても賞金は出ないことをわかっている」と笑い飛ばせるほど、状態は良好なようだ。
そんな昨年のダービー馬以上に、この一戦に並々ならぬ意欲を燃やしているであろう男がいる。今週末から短期免許で来日するD.バルジュー騎手だ。
主戦のルメール騎手が騎乗停止になったことで、突如舞い込んだレイデオロの騎乗依頼。今回で2年ぶり11度目の日本競馬参戦となるイタリアの名手にとっては、2014年以来となるJRA重賞制覇の大チャンスが巡ってきたことになる。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛