真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.10 09:49
シーザリオ「兄弟」が共鳴!? 2歳No.1サートゥルナーリアのデビュー戦前日、兄グローブシアター圧勝劇に「本格化」の気配
編集部
先月まで8歳にして55戦3勝、28連敗中と完全にクラスの壁に阻まれていたサイモンラムセス。しかし、先月の1000万下のレースで逃げに出ると後続を4馬身ちぎって圧勝。さらに3日のグリーンS(1600万下)でもレースの主導権を握ると、最後は2馬身差で連勝する。
一気のオープン入りを決めると、陣営は宝塚記念(G1)への挑戦を表明。一介の条件馬だった本馬が、今では春のグランプリの”テレビ馬”……だけでなく、伏兵陣の一角に食い込もうとしている。
これも逃げという、この馬にとっての「ベスト」が見つかった結果であることに間違ないだろう。
国内最大の競馬ポータルサイト『netkeiba.com』で開催されているPOG(ペーパー・オーナー・ゲーム)で、第2位の約5倍にあたる15,000人から指名を受け、現在単勝1.1倍と圧倒的な注目を集めているサートゥルナーリア。
そんな華々しいデビュー戦を迎えている弟に、兄グローブシアターはあくまで花を添えただけの脇役扱いだ。しかし、ここから半年後の年末、果たしてどちらがG1戦線に名を連ねているのか。
仮にサートゥルナーリアが朝日杯フューチュリティS(G1)、グローブシアターが有馬記念(G1)を勝てば、1996年にダンスインザダークとダンスパートナーが記録して以来となる兄弟(姉弟)による「2週連続G1制覇」の記録達成となる。
また有馬記念(G1)、ホープフルS(G1)の”同週G1制覇”となれば、JRAでも史上初の大記録だ。今回の兄の勝利は、そんな”野望”を抱かせるに十分な内容だった。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
- 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
- JRA「3歳賞金王」はジャンタルマンタル、ジャスティンミラノにあらず!? 日本不在の“裏”賞金王の存在と、新種牡馬サートゥルナーリアが1強にならない異変
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
- 「東京2400mで買うべき馬」これぞダービージョッキーの金言!オークス&日本ダービーのヒントが満載!ステレンボッシュ、ジャスティンミラノを上回る期待馬がいる!
- 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!? ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- オークス「本命」は去年から決めてました! キャプテン渡辺「大穴はこれだ!!」神の馬券術による極選穴馬【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【オークス(G1)予想】ステレンボッシュから魂の6点勝負! 5年連続10番人気以下が激走レースで「極上穴馬」指名
- 【日本ダービー(G1)展望】無敗ジャスティンミラノに死角なし!? 2着2回の戸崎圭太は10度目の挑戦で戴冠なるか
- 【オークス(G1)】ステレンボッシュ1強に“待った”!? ルメール×チェルヴィニア「前走の二の舞いはない」川田×クイーンズウォーク「本領発揮」武豊×スウィープフィート「チャンスがある」二冠阻止に燃えるライバルが虎視眈々
関連記事
JRA「超話題」の2歳馬サートゥルナーリア出陣! 圧倒的評判を誇る日米オークス馬シーザリオ「最高傑作」が早くもデビュー!
超良血馬グローブシアターが復帰戦を圧勝!「実りの秋」へ母に日米オークス馬シーザリオ、兄に菊花賞馬エピファネイアを持つエリートの行方は?
最強3歳世代の一角・リオンディーズが浅屈腱炎を発症で離脱。「シーザリオ一族」の傾向が……
史上唯一の日米オークス馬シーザリオを巡る「血のドラマ」。息子リオンディーズのライバルに同世代のエアスピネルを超える「超大物」参戦も
シーザリオ、ルージュバック、ハープスター、シンハライト……まさに名牝の歴史が復元した「史上最強の布陣」で挑むキャロットファーム2歳馬が目指すは「クラシック独占」