GJ > 競馬ニュース > シーザリオ「兄弟」共鳴  > 2ページ目
NEW

シーザリオ「兄弟」が共鳴!? 2歳No.1サートゥルナーリアのデビュー戦前日、兄グローブシアター圧勝劇に「本格化」の気配


 レース後、浜中騎手は「スタートをポンと出て、今日も先手を取る形となりました。道中マイペースで行けて、最後もしっかりと脚を使ってくれました。パワーのある馬で、前走勝ったように道悪は上手な馬ですが、今日のような馬場で勝ったことに成長を感じます」とコメント。

 その言葉通り、前走の白川特別(1000万下、芝2400m)は不良馬場で行われ、キャリア初の逃げを試みたグローブシアターは後続を3馬身以上突き放す、非常に強いレースを見せていた。

 しかし、特殊な条件だったため「単なる道悪上手」と思われたのか、勝って同条件だったこの日も4番人気に留まっていたグローブシアター。今回の逃亡劇は、そんな低評価を嘲笑う”本格化”を思わせる走りだった。

「もちろん、ここに来てグローブシアターが心身ともに充実してきたことも今回の連勝劇に繋がっていますが、やはりシーザリオの一族を扱い慣れている角居厩舎が、この馬にとって『ベストの形』を見つけたことが大きいのではないでしょうか。」

 というのも、本馬も2歳当時から素質は『重賞級』と言われてきた逸材。思うような結果を残せなかったのは、レースでの集中力の持続が課題だったからです。

 そこで陣営はあの手この手を試して、ようやく今の逃げ戦法に辿り着きました。浜中騎手とも手が合っている印象ですし、今回試してみたチークピーシーズも効果的だったような気がします。持っている能力をきっちり発揮できるようになったら、秋には大きなレースに顔を見せていてもおかしくない素質は持っているはずです」(同)

 似たようなケースは多々あるが、最近だと8歳馬のサイモンラムセスが似たような存在なのかもしれない。

シーザリオ「兄弟」が共鳴!? 2歳No.1サートゥルナーリアのデビュー戦前日、兄グローブシアター圧勝劇に「本格化」の気配のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  4. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!