真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.18 14:49

【函館2歳S(G3)展望】ナンヨーイザヨイ・アスターペガサスなど「スター候補」が集結!
編集部
2歳世代の新馬戦が始まっている競馬界。今週末22日(日)には、今世代最初の重賞となる函館2歳S(G3)が開催される。
重賞勝ち一番乗りを目指し素質馬が集結。その中でも特に熱い視線が注がれているのは、新馬戦で地力の高さを見せつけたナンヨーイザヨイ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎)だ。
新馬戦では2番手から抜け出すと、後続に1馬身半差をつける快勝劇を演じてみせた本馬。馬場のいい開幕週だったとはいえ、今年の函館の2歳戦で最速となる1分9秒4というタイムを叩き出した走りは評価できる。3、4着馬も既に勝ち上がっていることを考えれば強い競馬だったと言えるだろう。
短期放牧を挟み5日に函館競馬場入りしているが、状態は上々の様子。新馬戦同様にスピード感あふれる走りが期待できそうだ。父エイシンフラッシュに、初の重賞タイトルを届けられるかに注目したい。
アスターペガサス(牡2歳、栗東・中竹和也厩舎)も主役候補の1頭だ。
新馬戦は後続に2馬身半の差をつける圧勝。好位2番手追走から楽々と抜け出した走りは、ポテンシャルの高さを感じさせた。稽古では軽快な動きを披露するなど、状態面にも不安は感じられない印象。JRA通算100勝を達成した小崎綾也騎手を背に重賞初制覇を狙う。
今年の牝馬二冠馬アーモンドアイを輩出したロードカナロア産駒、スズカカナロア(牡2歳、栗東・橋田満厩舎)も上位争い必至だろう。
新馬戦は2番手で折り合いを付け追走し、直線でメンバー最速の末脚を炸裂させ完勝。スケール感のある走りは、将来性を感じさせるものだった。気になるのは中1週というローテーションだが、疲れは感じられない様子。1度使った上積みも見込めそうなココは、十分にチャンスがあるだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客