真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.06.29 15:19

帝王賞でクリソライトが「大記録」に挑む! 妹マリアライトの勢いに乗って逆境打破か
編集部

29日夜、大井競馬場で発走となる帝王賞(G1)。このレースに、未踏の大記録がかかった馬が出走する。
その名はクリソライト。3歳時にジャパンダートダービーを制し、その後も中央地方問わずダートのトップ戦線で活躍する強豪の1頭だ。
このクリソライトにどのような記録がかかっているのかといえば、26日に行われた宝塚記念と関係がある。
宝塚記念の勝ち馬・牝馬マリアライト。マリアライトはクリソライトの妹である。ドゥラメンテやキタサンブラックをねじ伏せた末脚は見事で、小柄な馬体に似合わぬパワーを見せつけていた。
同じ母を持つクリソライトが帝王賞を勝利すれば、妹に続いて「間隔3日」かつ「芝・ダート」での兄妹連続G1勝利という大記録となる。もしこれが実現すれば、母クリソプレーズとしては鼻高々だろうし、その父で、芝ダート海外問わず活躍したエルコンドルパサーの血脈の濃さも感じられるだろう。
ただ、クリソライトの大記録達成のハードルはなかなかに高い。これまでダートの代表馬が集まるビッグレースでは勝利がなく、完敗することもしばしばだ。今回の帝王賞でもホッコータルマエにコパノリッキー、ノンコノユメなど強豪がズラリだ。
それでも、8人気で最強の古馬勢を下したマリアライトと同じく、この勢いに乗ってクリソライトもこの逆境を跳ね返す可能性もあるのではないか。人気もさほどしないので、馬券で狙うなら面白い1頭である。
PICK UP
Ranking
5:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
「そういえば、ビリーヴは牝馬やったな」から20年…「JRA賞」の栄誉は孫世代へ
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客