GJ > 競馬ニュース > ノンコノユメ初戴冠は?
NEW

今度こそ……最強の末脚を持つノンコノユメが帝王賞で初戴冠なるか

【この記事のキーワード】, ,
nonkonoyume.jpgノンコノユメ(JRA公式サイトより)

 29日に行われる地方競馬春の総決算・帝王賞(G1)。地方と中央の交流G1競走として、ホクトベガ、アブクマポーロ、メイセイオペラ、アジュディミツオー、フリオーソ、ヴァーミリアン、スマートファルコンと数多くの砂の王者を輩出してきた伝統あるレースだ。

 今年もその伝統のレースにふさわしいメンバー、特に中央からは現役最強クラスの好メンバーが集結。長くダート界のチャンピオンに君臨するホッコータルマエ、ダート界の逃走王コパノリッキーをはじめ、クリソライト、アスカノロマン、サウンドトゥルーと実績馬がズラリだ。

 中でも「今度こそ」の思いがファンも陣営としても強いに違いないのが、28日21:30現在で1番人気に推されるノンコノユメだろう。

 現在4歳のノンコノユメは通算12戦6勝。これまで掲示板(5着以内)を外したことは一度もなく、持ち味である後方一気の鋭い末脚は、一瞬舞台がダートであることを忘れさせるほどのインパクトを持つ。昨年武蔵野Sを制したレースは、「一体どこまで強くなるんだ」と思ったファンも多かったのではないか。

 しかし、そんな快勝から臨んだチャンピオンズCは伏兵牝馬サンビスタに届かず2着。年明けのフェブラリーSでも、モーニンのレコードの走りに屈しまたも2着。ペースの影響をモロに受けてしまう追い込み馬の宿命といえばそれまでだが、続くかしわ記念ではいよいよリズムを崩したのか、いいところなく4着に敗退。もどかしい日々が続いている。

 それでも、28日時点でファンのいわゆる「大量投資」もあって1番人気。実力や末脚の破壊力は誰もが認めるところ。ダート界の「新星」が「王者」になる瞬間に期待する声は決して少なくないのだ。

 ノンコノユメには”追い風”も吹いている。帝王賞ではコパノリッキーがハナを主張することが予想されるが、これまで同馬をしつこくマークしてきた先行馬のホッコータルマエとともに激しく前でやり合う可能性がある。仮にペースが上がれば、後方で脚を溜めるノンコノユメに大きなチャンスが訪れること必至だ。

 C.ルメール騎手もこの春何度となく惜しい思いもしており、上半期を盛大に締めくくりたいと思っているに違いない。ノンコノユメの最強の末脚に期待だ。

今度こそ……最強の末脚を持つノンコノユメが帝王賞で初戴冠なるかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆