
【レパードS(G3)展望】3度目の正直となるか!? グレートタイムが待望の重賞初制覇に挑む!
新潟競馬場今週のメインレースはレパードS(G3)。3歳馬限定のダート重賞は数が少なくフルゲートによる争いとなりそうだ。過去の優勝馬にはホッコータルマエなどダート重賞で活躍した馬が多数おり、これからのダート戦線で活躍を目指す3歳馬にとっての登竜門となるレースである。
注目は初の重賞制覇を目指すグレートタイム(牡3、栗東・藤原厩舎)となるだろう。デビューから8戦しているが、掲示板以下の成績がない安定感を誇るダート巧者。2走前のユニコーンS(G3)ではルヴァンスレーブに離されはしたものの、馬群をさばきながら末脚を伸ばし2着を確保。前走のジャパンダートダービー(G1)でもルヴァンスレーブに敗れて3着となったが、0.3秒差と着差は縮めてきている。勝ち切れないレースも多いが馬場状態、位置取り、レース展開に影響されず常に自分の競馬を出来ていることが安定した上位争いに繋がっている。近2走の重賞挑戦の結果からも世代屈指の実力があるのは間違いなく、3度目の重賞挑戦となる今回は、初めての重賞制覇の最大のチャンスとなりそう。ここで勝利することができれば2010年のこのレースの勝ち馬である母との親子制覇の偉業となる。
実績面では引けを取らないドンフォルティス(牡3、栗東・牧浦厩舎)は、前走からの巻き返しを狙う。前走のジャパンダートダービー(G1)では2番人気となるも休養明けのレースとなったことが影響したのか、伸びを欠いて6着と惨敗した。それでも北海道2歳優駿(G3)を勝利しているメンバーでは唯一の重賞勝ち馬で、2走前の伏竜S(OP)では現時点での世代最強のルヴァンスレーブに勝利するなどその能力は間違いなく上位の存在。また2戦2勝と結果を出している1800m戦への条件変わりはプラス材料となりそうだ。最大のライバルが不在となるここでしっかりと結果を出し、今後のダート戦線の主役候補になることはできるだろうか。
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