真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.11 10:47

ジャパンダートダービー「怪物」ルヴァンスレーヴ伝説開幕? ベタ惚れM.デムーロ騎手「ケンタッキーダービーでも行けた」
編集部

「この馬はケンタッキーダービーに行ける!」
約1年前、昨年8月のデビュー戦をスタートで後手を踏みながらも圧勝。後の兵庫チャンピオンシップ(G2)2着馬ビッグスモーキーを7馬身ちぎり捨てた、そのパフォーマンスにM.デムーロ騎手は「世界の頂点」を意識した。
後に無敗の2歳王者となるルヴァンスレーヴ(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)。そのデビュー戦の出来事だ。
実際にルヴァンスレーヴはその後、プラタナス賞(500万下)、全日本2歳優駿(G1)と連勝。いずれもJRAと米チャーチルダウンズ競馬場が掲げる『JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY』に該当するレースだった。
これまで日本だけでも数々の名馬に跨ってきたイタリア人騎手も、その圧倒的な”走り”に夢を抱かざるを得なかった。
プラタナス賞を2馬身半差でレコード勝ちした際にも「この馬でケンタッキーダービーに行きたい」と明言。さらに全日本2歳優駿で3連勝を決めた際は、いよいよ現実味を帯びてきた米国遠征に「勝ちたいね。行きたいね」と興奮を隠し切れない姿があった。
結果的にルヴァンスレーヴが米クラシックに挑戦することはなかったが、デムーロ騎手の評価は変わらない。
前々走の伏竜S(OP)こそ、同日の大阪杯(G1)で1番人気のスワーヴリチャードに騎乗するため”泣く泣く”内田博幸騎手に託したが、続くユニコーンS(G3)では再びコンビ結成。「地方のG1(全日本2歳優駿)はすごくいい勝ち方で、ケンタッキーダービーもいけると思った」と、残念そうに振り返った言葉が印象的だった。
しかし、コンビを組むのは半年ぶり。戦前には、前走でキャリア初の敗戦を喫したこともあって「どういう風に成長しているんだろうか?」と不安もあった。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは