GJ > 競馬ニュース > ルヴァンスレーヴ伝説開幕  > 2ページ目
NEW

ジャパンダートダービー「怪物」ルヴァンスレーヴ伝説開幕? ベタ惚れM.デムーロ騎手「ケンタッキーダービーでも行けた」


 だが、蓋を開けてみればレースレコードを更新する3馬身半差の圧勝。2着のグレートタイムに騎乗していたC.ルメール騎手も「ミルコ、めちゃ強いね!」と、あまりのパフォーマンスに舌を巻いたという。

「出遅れながらも、ほぼ馬なりで完勝したユニコーンSの内容は圧巻でした。出世レースで、最近でもベストウォーリアやノンコノユメ、ゴールドドリームなどチャンピオンクラスの馬が勝利を収めていますが、インパクトはそれらよりも上でしたね。現状、この舞台なら同世代には負けないんじゃないでしょうか」(競馬記者)

 11日に大井競馬場で行われるジャパンダートダービー(G1)でも、圧倒的な人気が予想されるルヴァンスレーヴ。初の大井コースや2000mなどが重箱の隅を突くように挙げられているが、歴代の勝ち馬の多くは、それらを克服して勝利しているだけに大きな問題ではないだろう。

 実際に陣営も「距離は大丈夫」と太鼓判。血統的にもシンボリクリスエス産駒のサクセスブロッケンが、同レースを3馬身半差で圧勝している点も心強い。ナイター競馬も、昨年の全日本2歳優駿で経験済みだ。

 唯一の死角は、敗戦を喫した伏竜Sと同じ「右回り」であることか。

 ドンフォルティスとはワンツーを飾った全日本2歳優駿以来の対戦となったが、最終コーナーで大きく膨れてしまった分、先に抜け出したライバルを捉え切れず。リベンジを許す格好となった。ただ、当時は+10kgと馬体に余裕があり、今回は右回りも2度目。主戦のデムーロ騎手に戻るのも大きいといえるだろう。

 ここを勝てば、いよいよ世代を代表して古馬を相手にダート界の覇権を争うこととなる。

 ケンタッキーダービーを始めとした米クラシック挑戦は夢に終わったが、”G1ハンター”M.デムーロがベタ惚れする「新・怪物」ルヴァンスレーヴには、まだまだ大きな夢が待っていそうだ。

ジャパンダートダービー「怪物」ルヴァンスレーヴ伝説開幕? ベタ惚れM.デムーロ騎手「ケンタッキーダービーでも行けた」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. わずか「1頭」の初年度産駒がデビュー戦8馬身差の大楽勝! 突如現れた「後継候補」はサウスヴィグラス希望の光となるか
  2. ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
  3. C.ルメール「単勝1.1倍」7馬身差の圧勝劇に「新しいレモンポップ」の声! G1・2連勝も昨夏「他界」した全兄の分まで…陣営が描く壮大な夢
  4. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
  5. 千直女王・藤田菜七子「超高速スタート」で14番人気2着の激走!「すごく頑張ってくれました」不利な内枠を覆して16万馬券演出
  6. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
  7. 【日本ダービー(G1)展望】無敗ジャスティンミラノに死角なし!? 2着2回の戸崎圭太は10度目の挑戦で戴冠なるか
  8. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!?  ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  9. 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ
  10. JRA「3歳賞金王」はジャンタルマンタル、ジャスティンミラノにあらず!? 日本不在の“裏”賞金王の存在と、新種牡馬サートゥルナーリアが1強にならない異変