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札幌記念「G1昇格」へ超豪華メンバー集結! 真夏の祭典を制し、秋のG1戦線に名乗りを上げるのは?

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 19日に札幌競馬場で行われる真夏の祭典・札幌記念(G2)の開催が迫ってきた。

 2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の1着賞金が6500万円であることに対して、札幌記念は7000万円。「スーパーG2」としてG1並みの重要レースであるだけでなく、ファンや関係者からはG1昇格が最も強く叫ばれているレースでもある。

 その最たる要因は、毎年の開催を彩る豪華出走馬に他ならない。特に今年は戦前から、春のグランプリ宝塚記念(G1)を上回るメンバーが集結。クイーンS(G3)を圧勝した秋華賞馬ディアドラや、2000mのスペシャリスト・ヤマカツエースの回避があったものの、それでもなお「G1級」と語るに遜色ない豪華メンバーとなっている。

 その中心は復活を懸ける2016年のダービー馬マカヒキ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 一昨年、史上最強世代といわれるほどハイレベルなクラシック戦線の中、日本ダービー(G1)を制して世代の頂点に立ったマカヒキ。その期待に応えるように、3歳秋に渡仏。ステップレースのニエル賞(G2)を制し、果敢に凱旋門賞(G1)に挑戦したものの14着に大敗……。それから約2年勝てず、結果的に欧州遠征が本馬のキャリアの分水嶺になったといえる。

 昨秋の11月以来の出走となるが、そのジャパンC(G1)ではシュヴァルグラン、レイデオロ、キタサンブラックに次ぐ4着と復活の兆しを見せている。ここでは実績上位の存在、かつての主戦C.ルメール騎手を迎え、どういった走りが見せられるのか注目だ。

 すでに豪州のコックスプレート(G1)挑戦の可能性が発表されているネオリアリズム(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)にとっても、秋に向け重要なステップになりそうだ。

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