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2018.08.13 08:34
かつてJRA勢を震撼させた「地方の怪物」再来!? マイネル軍団・岡田繁幸総帥の「秘密兵器」が衝撃の中央デビュー!
編集部
ホッカイドウ競馬の雄が再び中央馬をねじ伏せた。
11日に札幌競馬場で行われたコスモス賞(OP)は地方所属のナイママ(牡2歳、北海道・田部和則厩舎)が力強い走りで完勝。マイネル軍団の総帥・岡田繁幸オーナーがベタ惚れする大器が、中央競馬に大きく名乗りを上げた。
「ずっと『コスモバルクよりも上です』と言ってきましたからね」
ホッカイドウ競馬所属で、田部和則厩舎に鞍上が五十嵐冬樹騎手、赤と緑のまだら模様の勝負服が中央の良血馬をねじ伏せる――。まさに2004年のクラシックを賑わせた「ホッカイドウ競馬の伝説」コスモバルクを思い出したファンも多かったのではないだろうか。
2003年にホッカイドウ競馬から突如として現れたコスモバルクは、数々の名馬を生み出した登竜門・ラジオたんぱ杯2歳S(G3)と弥生賞(G2)を連勝。クラシックの主役に躍り出て中央馬を震え上がらせた。結局、皐月賞2着が最高成績となったが、古馬になってからシンガポール航空国際C(G1)を制覇。地方出身馬として初の海外G1馬となった。
最後の直線で逃げ粘る単勝1.3倍の評判馬アガラスを競り落とした”コスモバルク2世”にオーナーは早くも「バルク以上」との評価。最大の目標はもちろん、すでに登録を済ませている来年の英国ダービー(G1)だ。
今年の岡田総帥の所有馬には、オルフェーヴル×ホエールキャプチャという超良血馬アルママという大本命がいるが、新馬戦で2着といきなり躓いた。そういった中、まるでその対となるように命名された”秘密兵器”ナイママが先に大きな一歩を踏み出したというわけだ。
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