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札幌記念(G2)サクラアンプルール「いつも人気しない」理由……豪華メンバーも不安馬だらけでここも結局馬券内?

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 超豪華メンバーが話題になっている札幌記念(G2)が8月19日に開催される。昨年の札幌記念を制したサクラアンプルールも有力メンバーの1頭に数えられる。サクラアンプルールは今年の札幌記念でも好走できるのだろうか。

 負けても負けても人気になる馬がいる。たとえばグレーターロンドン。条件戦を5連勝後、初の重賞挑戦はG1安田記念。6番人気で4着。この後の重賞戦線では常に人気になるも勝てずじまい。ファンは「今度こそ今度こそ」と信じて買ってしまう。しかし今年7月の中京記念(G3)、重賞挑戦7度目にしてついに初重賞制覇。もちろん1番人気だった。

 一方、好走しても好走しても人気にならない馬もいる。そんな馬の1頭がサクラアンプルール(牡7歳、美浦・金成貴史厩舎)。初重賞挑戦は昨年の中山記念(G2)で、すでに6歳。8番人気だったが、G1馬である1着ネオリアリズムと3着ロゴタイプに割って入って2着。ファンをアッと言わせた。

 そして、昨年の札幌記念を6番人気で優勝。しかし、今年7月の函館記念(G3)では「れっきとしたG2馬」「洋芝適性は証明済み」にもかかわらず7番人気。結果、サクラアンプルールはエアアンセムに半馬身届かずの2着。3連単は57万円の波乱。ファンはついつい「ここはいらないだろ」と馬券を外してしまう。

 サクラアンプルールがマル地であるのも人気がない理由のひとつ。マル地とはいえデビュー時はJRA馬。3才時に2戦して未勝利。その後ホッカイドウに転身、門別で2戦2勝して中央に出戻ってきた。もちろん3歳クラシックとは無縁。4歳、5歳とじわじわと力をつけ、ようやく6歳時に素質が開花した。

 サクラアンプルールの今年の3戦を振り返ってみる。始動戦は2月中山記念(G2)。4番人気の4着。4歳勢ウインブライトとアエロリットの先行力に屈した。仕上がり途上だったとはいえ、それでも操縦性と反応の良さは見せた。

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