真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.09 17:18
元JRAアンカツ氏「ディープ無視」凱旋門賞日本馬に言及……成績見れば仕方なし?
編集部
7日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(G1)。今年、日本から向かっていたクリンチャーは、前哨戦のフォワ賞(G2)で最下位と大敗。そのため良馬場では分が悪いと考え、道悪巧者にチャンスが訪れるよう、陣営は悪天候で凱旋門賞が開催されることを望んでいた。
だが、その願いは届くことなく、レースは良馬場で開催されてしまう。まずまずのスタートを切ったクリンチャーは、勝ち馬のエネイブルのすぐ隣りという絶好のポジションにつけるも、最後の直線で早々に手応えを失って後退。馬群に飲まれて17着と大敗している。
無念の結果に終わったクリンチャーの凱旋門賞について、地方・JRAで通算4464勝の金字塔を持つ競馬解説者・安藤勝己氏がTwitterで言及している。
安藤氏は「凱旋門賞らしくない隊列」になったのは、エネイブルの鞍上であるL.デットーリが同馬を信じていたからだとし、「そういった意味ではユタカちゃんも最高のアプローチ。あの立ち回りで跳ね返されたなら仕方ない」と武豊騎手とクリンチャーのレース運びを振り返りつつ、「牝馬の58キロ、連覇を懸け、人気を背負ってあの勝ち方は人知を超えとるよ」とエネイブルを称賛した。
そして、続けて「今日の結果を見て思うのは、改めてオルフェーヴルとエルコンドルパサーはとんでもない馬だったってこと。ナカヤマフェスタの適性もね」として、「こだわる必要があるの?強い馬は日本のG1を盛り上げてよって思いつつ、毎年終わるとモヤモヤさせられる憎たらしい鬼門が凱旋門賞だよね」と自身の見解を語っている。
確かな実績を持つ安藤氏のレース解説には強い説得力がある。だが、今回のこの考察の中にあの馬の名前が入っていないことを疑問に思う声も上がっているようだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 【京都新聞杯(G2)予想】穴馬ジューンテイクに浮上の余地あり! 抜けた馬がいない混戦模様、狙いは重賞好走歴のある人気薄
- リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点
- 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
- 【NHKマイルC】100万馬券の使者はロジリオンとシュトラウス!? 過去に飛び出した100万馬券から超穴馬を読み解く!
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 【NHKマイルC】17番人気ピンクカメオの激走!伝説の973万馬券はこうして飛び出した。今年はジャンタルマンタルとアスコリピチェーノに不安話で急浮上の穴馬!
- ステラヴェローチェに並ぶ「最速」を記録、メイショウタバルの毎日杯は凌駕…大注目の惑星が日本ダービー前哨戦に登場!
- 【NHKマイルC】大注目の15番マスクオールウィンに「8年連続連対中」の追い風!?「令和のNHKマイルCの法則」とは