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JRA秋華賞(G1)「上がり馬No.1」を見逃すな! 「自分らしさ」でアーモンドアイに肉迫?

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 今週末の京都は穏やかな天気に恵まれそうだ。秋の陽気の中、3歳牝馬三冠最終戦、第23回秋華賞(G1)が10月14日、京都競馬場で行われる。

 今年の秋華賞は、春の二冠牝馬アーモンドアイが、ジェンティルドンナ以来史上5頭目の牝馬三冠馬となるかに注目が注がれている。過去、牝馬の三冠馬は1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナの4頭のみ。阪神1,600mの桜花賞、東京2,400mのオークス、そして京都2,000mの秋華賞だ。様々な距離、コース、展開においてそのすべてを攻略するのは、この時期の牝馬にとって容易なことではない。

 さて、春の二冠牝馬アーモンドアイのレースぶりから、絶対能力の違いは認めざるを得ないところ。だが、一抹の不安がない訳でもない。ジャパンカップへの参戦表明や、過去春からの休み明けぶっつけ本番で連対した馬はいないこと。そして、後方一気が持ち味のアーモンドアイが初めて経験する直線328mと短い京都内回り。無論、同馬の能力を鑑みれば重箱の隅をつつくようなものかもしれないが……。

 コース適性も要求される京都内回りのレースでは「インを走れる先行馬」が圧倒的に有利。そこで本稿では、逃げ先行馬の中でもこの夏の1番の上がり馬といっても過言ではないミッキーチャーム(3歳牝 栗東・中内田充厩舎)に注目する。

 ミッキーチャームは、2015年2月7日生まれの浦河の三嶋牧場の生産馬で、父ディープインパクト。母は英国産でDansili産駒のリップルスメイド。同馬はその4番仔(日本では初仔) である。G1レースでも常連となった「ミッキー」の冠でお馴染みの野田みづき氏が、2016年のセレクトセール1歳で7,560万円した馬だ。

 年明け2月と遅いデビューだったミッキーチャーム。デビューから3戦したが3月まで勝ち上がることができず、春の牝馬クラシック戦線とは無縁の馬だった。初勝利した7月1日の函館競馬場の芝1,800m未勝利戦は、絶好のスタートからハナをきり、 直線に入ると後続を引き離した。1,000m通過60.3秒のミドルペースで、8馬身差の大勝。

 続く2勝目は、中2週で望んだ7月22日。初勝利と同じ、函館競馬場の芝1,800mでの500万下。前走同様の好スタートを決めるとコスモレリアにハナを譲り2番手に控えての競馬。4コーナーを入るまでは馬なりで進み、直線に入って気合いを入れると3.1/2馬身差の圧勝。1,000m通過62.1秒の超スローとはいえ、やはりこのクラスでも能力が違ったようだ。

 そして3勝目は、8月5日の札幌競馬場での芝1,800m、1000万下藻岩山特別。前2走同様絶好のスタートからハナを切り、道中5〜6馬身引き離しての逃げを打った。4コーナー付近で後続に詰め寄られたか?と思ったのもつかの間、直線で気合いを入れると二の脚を延ばし、3.1/2馬身差をつけての完勝。1,000m通過58.6秒という驚異のハイペースでの勝利だった。

 この3連勝を振り返ってみると、小回り適性の高さ、スタートの良さに付け加え、持ち前の先行力とその”スピード持続力”は、京都内回りの秋華賞にはうってつけの馬ではないだろうか?

 同馬を管理するのは、今季調教師リーディングで38勝5位の中内田充正厩舎。一昨年の秋華賞で4番人気ながら2着し、好配当を演出したパールコードのトレーナーでもある。そのパールコードの鞍上は川田将雅騎手だったが、今回、本番ではオールフォーラヴからの乗り替わりとなった。川田騎手はミッキーチャームには一度も騎乗してないのだが、北海道での3連勝は、藤岡佑介騎手、三浦皇成騎手、横山典弘騎手と毎回乗り役が替わっている。そのあたりも同馬の精神面の強さ、操縦性、ポテンシャルの高さを物語っている。

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