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武豊騎手が実は「大記録」を達成していた! 海外G1制覇や天皇賞勝利も霞む、「地方競馬」での大偉業とは?

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 今春の武豊騎手は、まさに「ワールドワイド」に活躍。エイシンヒカリでフランスG1を勝利し、アメリカクラシック三冠にも皆勤、その上国内で天皇賞・春をキタサンブラックで制するなど、勝利数以上にその存在感を示したのは多くの人が知るところである。

 しかし、実は武騎手、ある意味この世界を股にかけた活躍以上にとんでもないことをやってのけていた。

「さすがに天皇賞とかイスパーン賞よりすごいとかはないだろ」と思うかもしれないが、それに勝るとも劣らない成績だ。まずはこれを見てほしい。

・エンプレス杯
・ダイオライト記念
・名古屋大賞典
・東京スプリント
・かしわ記念
・帝王賞
・ジャパンダートダービー

 最近競馬を始めたばかりの方には聞き慣れないレース名も多いかと思うが、これはすべて「地方競馬」の重賞レースである。2016年上半期、武騎手が騎乗した地方競馬のレースが上記の7レースということだ。

 そして、その成績がこれだ。

・エンプレス杯
 アムールブリエ1着
・ダイオライト記念
 クリソライト1着
・名古屋大賞典
 アウォーディー1着
・東京スプリント
 グレープブランデー2着
・かしわ記念
 コパノリッキー1着
・帝王賞
 コパノリッキー1着
・ジャパンダートダービー
 ケイティブレイブ2着

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