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JRA有馬記念は「美味しすぎる天才」マーフィー騎手を先物買い!? ノーザンファーム「外国人No.1」評価「モレイラ級」バックアップも?

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 今秋のG1戦線を一言で表すなら「外国人騎手の猛威」に尽きるだろう。

 10月の秋華賞(G1)でC.ルメール騎手が牝馬三冠を達成してから現在、10週連続で外国人騎手がG1制覇。23日に行われる有馬記念(G1)は、普段競馬をしない人たちも参加する”年末の国民的行事”だが、今やアドバイスがあるとすれば「カタカナの騎手を買えば大丈夫」が最も適切なのかもしれない。

 今週も「11週連続」が十分にあり得る状況だ。1番人気が決定的なルメール騎手のレイデオロを筆頭に、昨年のジャパンC(G1)を制したH.ボウマン騎手とシュヴァルグラン、本来なら伏兵扱いのモズカッチャンも絶好調のM.デムーロが騎乗するとあって、急激に人気を集めている。

 そんな中、欧州の「若き天才」が輝きを放とうとしている。春のグランプリを制したミッキーロケットに騎乗するO.マーフィー騎手だ。

 急成長を続ける「世界No.2騎手」が、待望の日本初G1を迎える。今年、主戦騎手を務めるロアリングライオンがカルティエ賞(欧州年度代表馬)に輝くなど、充実したシーズンを送ったマーフィー騎手は、ロンジンワールドベストジョッキーでL.デットーリ騎手に次ぐ第2位。世界的名手として日本でもお馴染みの「R.ムーア騎手を抑えての2位」といえば、その価値の高さが伝わるかもしれない。

「23歳にして”天才”と呼ばれてる。世界第2位やで」

 先週が日本初騎乗だったこともあり、ファンからルメール騎手らほどの注目を集めているわけではないが、だからこそ逆に「今が買い時」だ。すでに日本の競馬関係者の間では大きな注目を集めており、ミッキーロケットを託す音無秀孝調教師も極めて高い期待を寄せている。

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