JRA有馬記念(G1)武豊オジュウチョウサン「不気味」……見逃せない季節外れの桜?美浦新鮮情報てんこ盛り
今週末に開催される競馬の祭典・有馬記念(G1・芝2500m)。暮れの大一番を制するべく、管理馬が出走を控える美浦の各陣営は慌ただしい日々を送っているようだ。今回はその『美浦』の関係者たちより届けられた【(秘)情報】の中からピックアップした、注目すべき馬をご紹介しよう。
まず、最注目されているオジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田正一郎厩舎)は外せない。
9連勝中だった最強障害馬が今夏、平地挑戦を表明。約4年ぶりの平地戦となった前々走の開成山特別(500万下)を3馬身差で勝つと、続く南武特別(1000万下)では後続の追撃をしのぎ半馬身差で勝利。
始めは夢物語だと思われていた最強ハードラーの挑戦は、日が経つに連れて現実味を帯び始め、ついにファン投票で3位に入り、有馬記念への優先出走権を獲得。夢を現実のものとしてみせた。
「ついに有馬記念。陣営は万感の思いを抱いているのではないでしょうか。実は前走後、有馬記念を前に1戦挟むはずだったのですが、反動が大きかったため、予定を変更して放牧に出されました。このおかげでリフレッシュでき、疲れも抜けたようです。
今週の追い切りは美浦・Wコースで併せ馬。僚馬を5馬身後ろから追走し、伸びのある脚で最後は併入しました。重心が低く乱れのないフォームでいい走りを見せてくれています。
”常識”で考えると厳しい戦いになりますが、オジュウチョウサンは障害やこれまでの再転向後も、関係者たちの想像を超えるほどの活躍をしてくれました。奇蹟を起こせるとすれば、この馬以外いないでしょうね」(美浦関係者・A)
鞍上を務める武豊騎手は自身の公式サイトの日記で、厳しい戦いにはなるものの、「有馬記念ぐらいは大きな夢を見るという選択もあるはずです」「どんな競馬になるのか、ボク自身が一番楽しみに感じています」と胸の内を綴っている。
そしてその誰よりも頼りになる相棒は1枠1番の絶好枠を引き当てた。大波乱が起こるお膳立ては整った。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛