JRA「3億母の仔」ランフォザローゼス開花へ。京成杯(G3)に向け状態は?
14日(祝・月)、中山競馬場で行われる京成杯(G3、芝2000m)。皐月賞と同じ舞台で行われる3歳重賞であり、クラシックレースに向けて、各馬の将来性や距離適性を占える大事な一戦だ。
ここの出走馬で注目したいのがランフォザローゼス(牡3、美浦・藤沢和雄)。父キングカメハメハ、母ラストグルーヴ、その父ディープインパクトという血統。母のラストグルーヴは名牝エアグルーヴの仔であり、半兄姉にアドマイヤグルーヴ、ルーラーシップなどがいる良血馬で、11年のセレクトセールで3億6000万円で落札された馬だった。
そんな母を持つランフォザローゼスは、17年のセレクトセールにて1億3500万円で落札され、昨年10月東京芝2000mの新馬戦でデビュー。道中2番手から直線半ばで先頭に立ち、迫ってくる2着馬を退けての勝利。
騎乗したルメール騎手が「力がありますね。2着馬が来たらまた伸びてくれました。スタミナがありそうで、長い距離でも問題ないでしょう」と振り返っているように、この段階で非常に高い完成度を見せている。
そして挑んだ前走の葉牡丹賞。新馬戦でのパフォーマンスが評価され、単勝オッズ1.9倍の1番人気に支持されたが、勝ったシークレットランから1馬身差の2着に終わった。しかしレースを振り返ると、人気を集めていたことでマークが集中しており、直線で前が塞がり勝負所でスムーズさを欠いてのもの。勝ちタイムの1:59.6も2歳日本レコードと、非常にハイレベルなレースでもあった。
クラシックに乗せるためにもここは是非とも賞金を加算したい一戦。今回の鞍上はO.マーフィー騎手となる。マーフィー騎手は13年デビューで今年7年目となる23歳。昨年はドバイターフなどG1・9勝を挙げ、ロンジンワールドベストジョッキーにてL.デットーリ騎手に続く2位にランクインしており(3位はR.ムーア騎手)、「若き天才騎手」とも言われている。
昨年12月から来日し、有馬記念にも騎乗していた(ミッキーロケット・4着)。今年も年始から3勝を挙げており、今週日本での初重賞勝利を狙いたいところだ。
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