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JRA東京新聞杯(G3)レイエンダ「マイル挑戦」は迷走にあらず!? 伸び悩むレイデオロ弟に競馬界の「影の支配者」から鶴の一声

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 このまま終わってしまうのだろうか……。

 2月3日に東京競馬場で行われる東京新聞杯(G3)で、昨年の最優秀4歳上牡馬を受賞したレイデオロの全弟レイエンダ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が始動する。

 単勝1.2倍という圧倒的支持に応えてデビュー戦を完勝し、兄レイデオロとの兄弟ダービー制覇が期待されたレイエンダ。骨折などのアクシデントによって、その夢は叶わなかったが、復帰後に条件戦を連勝した際、藤沢和雄調教師から「いずれ兄と(G1戦線で)走る馬」と極めて高い評価を受けていた。

 しかし、その後のセントライト記念(G2)で2着に敗れて生涯初の敗戦を喫すると、続く前走のチャレンジC(G3)ではスタートで後手を踏んで6着に敗戦……。今回はついに主戦のC.ルメール騎手が同じレースのタワーオブロンドンに騎乗するため”捨てられた”格好となってしまった。

「今回初コンビを組む北村宏司騎手も良い騎手ですが、今年はまだ1勝と波に乗れていません。そこでルメール騎手が騎乗しないというのは、レイエンダのファンにとっては残念なニュース。ルメール騎手は兄レイデオロの主戦ですし、本馬にも強い思い入れがあったはずなんですが……。一時の注目度を思えば『落ちるところまで落ちてしまった』という印象もあるようです。

ただ、まだデビュー5戦とキャリアの浅い馬ですし、関係者は全然そうは思ってないですよ。以前から高い素質は見せていましたし、このまま終わる馬とは思えませんね」(競馬記者)

 そんなレイエンダにとって今回の最大の課題は、やはり初マイルということになりそうだ。

 デビューからここまで中距離を中心に使われてきたレイエンダは、1800mでさえデビュー戦で一度経験しているだけ。いきなりマイル、それも重賞挑戦となると、序盤のペースに戸惑う可能性はありそうだ。少なくとも不完全燃焼に終わった前走のようなスタートは避けたいところだろう。

 ただ、今回のマイル挑戦は決して無計画なものではないようだ。そこには競馬界の「影の支配者」といわれるノーザンファーム関係者からも的確なアドバイスがあったようだ。

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