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JRA東京新聞杯(G3)レイエンダ「マイル挑戦」は迷走にあらず!? 伸び悩むレイデオロ弟に競馬界の「影の支配者」から鶴の一声

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「関係者の間では、以前から一度マイルを使ってみたいという見解もあったようです。この中間に放牧先のノーザンファーム天栄でも『動きを見ていると、少し距離を詰めてみてもいいのでは』という意見が出たほど。

兄のレイデオロは長い距離をこなしていますが、母のラドラーダはマイラー。姉のティソーナ(父ダイワメジャー)も1400mのマーガレットS(OP)を勝ってNHKマイルC(G1)に出走するなど、短いところに実績があります。初マイルですが、広い東京競馬場なら楽しみの方が大きいですね」(同)

 実際に東京新聞杯は昨年の勝ち馬リスグラシューが秋華賞2着(以下、レース当時)、2017年のブラックスピネルが1800mのオープン2勝、2016年のスマートレイアーも秋華賞2着と中距離実績のある馬が活躍している。これだけを見ても、初マイルのレイエンダにもチャンスがありそうだ。

 一昨年のデビュー当初はルメール騎手から「こっちの方がいいくらい」と、兄レイデオロ以上の期待を受けていたレイエンダ。だが、兄はそれから天皇賞・秋(G1)を勝つなど、さらに大きく飛躍した。果たして弟は兄の背中に追いつけるだろうか。今回の初マイル挑戦は一つの試金石になりそうだ。

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