【共同通信杯(G3)展望】JRA2歳王者アドマイヤマーズ出陣! 武豊クラージュゲリエら逆転狙う素質馬たちも

2月10日、春のクラシック戦線の行方を占う前哨戦の1つ、共同通信杯(G3、芝1800メートル)が東京競馬場で開催される。レースを展望しよう。
近年では共同通信杯をステップにディーマジェスティ(2016年)、イスラボニータ(2014年)、ゴールドシップ(2012年)が皐月賞(G1、芝2000メートル)を優勝している。今年の目玉は4戦4勝で朝日杯FS(G1、芝1600メートル)を制したアドマイヤマーズ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)。4戦とも鞍上はM.デムーロ騎手。もちろん、ここもM.デムーロ騎手で5戦5勝を目指す
1月半ば、衝撃的なニュースが走った。皐月賞で1番人気が予想されるサートゥルナーリア(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)の鞍上がM.デムーロ騎手からC.ルメール騎手に替わることが発表されたのだ。3戦3勝でホープフルS(G1、芝2000メートル)を優勝、3戦とも鞍上はM.デムーロ騎手だった。騎手は与えられた状況の中で全力を尽くすしかない。ここを勝って、堂々と皐月賞でサートゥルナーリアと対決したい。
1週前追い切りはM.デムーロ騎手が跨がり栗東・CWで長めを追われ、7F97秒1-1F12秒1という好時計。デキは問題なさそうだ。友道康夫調教師は「皐月賞まで距離は許容範囲」と初距離に不安は見せていない。
3戦目の京都2歳S(G3、芝2000メートル)で重賞初制覇、ここに挑んでくるのがクラージュゲリエ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)。ソウルスターリングの妹シェーングランツの出走が注目された新馬戦(芝1800メートル)で、鞍上のJ.モレイラ騎手が大外を回して楽々差し切った。2戦目の札幌2歳S(G3、芝1800メートル)では1番人気に支持されたが結果は3着。しかし、末脚は最も鋭く1、2着馬にきわどく迫った。
1週前追い切りは栗東・CWで6F81秒5-1F11秒9。状態は良さそうだが、池江泰寿調教師は「右にもたれる面があって、手前の変え方もスムーズではなかった」とコメント。期待の高さゆえの辛口評価だろう。同師は「クラシックを見据えて輸送を経験させておきたい。東京コースも走らせたいですから」とも語っているように日本ダービー(G1、芝2400メートル)も見据えている。
PICK UP
Ranking
5:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとは
















