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JRAルメール「ピースサイン」北村宏司落馬後の行動が物議。「容態知らず?」もヒンシュク拡がる

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 3月2日のJRA中山競馬場最終レースで馬場入場の際に落馬、翌日曜の10鞍すべてで乗り替わりとなったC.ルメール騎手。

 状況としては、落馬の際に左大転子部皮下血腫、左股関節挫傷、左足関節打撲傷と診断された模様。怪我の程度ははっきりしないが、重傷ではない様子。ただ、すでに来週以降、ルメール騎手が「騎乗できないこと」は決まっている。

 ルメール騎手は同日の1R、騎乗していたノワールムーティエが内側に斜行し、北村宏司騎乗のタマノカイザーに接触。内ラチに挟まれる格好となった北村宏騎手は落馬した。その後方を走っていた木幡育也騎手のディーエスマグナムと戸崎圭太騎手のショウナンランナーも、タマノカイザーに乗り上げるような形となり、木幡育也騎手も落馬してしまった。

 ノワールムーティエはルメール騎手の左ムチに大きくヨレたのが見て取れ、不可抗力が強い部分は大いにあったが、結果は結果。9日~17日間(開催4日間)の騎乗停止が決まっている。

 先週終了時点で29勝と全国リーディングトップのルメール騎手だが、今回のアクシデントで当面は騎乗できないこととなった。ただ、北村宏騎手落馬後に後続馬に踏まれるなどして頭部や目の周囲に骨折が見られ、ふくらはぎの肉もえぐられたような状態だったという。元騎手の藤田伸二氏が「さっき正海から宏司の状況を聞いた…頭部とか顔面の損傷よりふくらはぎの切り傷の状態が酷いらしい…意識はあるもののICUの上のCCUに入ってるようだ。全治などは分からないが、かなり深刻ならしい…」と心配のツイートを出すなど、重傷であることをうかがわせている。それを考えれば、不可抗力の面が強いとはいえ「騎乗停止期間が短いのでは」とする意見が出るのも自然か。

 また、ルメール騎手は落馬事故が起こった当日時点では北村宏騎手の容態を知らなかったに違いないが、その後の「対応」もヒンシュクを買うことになってしまった。

「その日のメインレース、ルメール騎手はモズスーパーフレアでオーシャンS(G3)を逃げ切り勝利していますが、その後の勝利インタビューの最後『ピースサイン』をしたことが、ファンの間で物議を醸しています。『落馬の原因なのに』『これはないだろ』と批判されていますよ。

無論、北村ジョッキーの容態を知らなかったからだとは思いますが、ファンがパッと見ただけではいろいろと思うところがあるのは当然ですね。落馬事故後の5R新馬戦では、北村騎手からルメール騎手に乗り替わったハートトゥハートが勝利。あらゆる面で意図せず悪印象を植え付けてしまったようです」(競馬ライター)

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