Mリーグ「新生」KADOKAWAサクラナイツ内川幸太郎を渋谷ABEMAS白鳥翔が直撃! 「あのロゴ、やっべええ!!」魔法少女が憧れる最強の「情報発信力」【Mリーグ場外対談】
――なるほど。その辺りは各チームの方針が見えて、今後どうなっていくのか非常に興味深いところです。ただ、その一方で残念ながら、今年もMリーガーに手が届かなかった麻雀プロの方がたくさんいます。そういった方々にとって、内川さんは1つの目指すべき指標になると思うんですが。
白鳥:単純な麻雀の実力だけなら、Mリーガーに負けてないプロはまだたくさんいるよね。
内川:います、います。僕よりも実績のある人もいますし。
――そういった中、内川さんは昨年のドラフトで落選された後、悔しさもあったと思うんですが「大切なのは、選ばれなかった人達がMリーグをどう盛り上げていくか」というようなツイートをされたじゃないですか。
ファンからも大きな反響もありましたし、あの姿勢は本当に素晴らしいと思いました。「こういう人にMリーガーになってほしい」という声もありましたね。
内川:ああ、ありましたねー。まず、藤田さんにはRTDリーグ(AbemaTV)に呼んでいただいたことをはじめ、個人的にもすごくお世話になってますから。最初から「自分が選ばれなかったから関係ないや」というのだけはイヤだったんですね。
すごいお金もかけてくださってるし、Mリーグがもしもダメだった場合、麻雀業界の大きなコンテンツは興行になり得ないという前例になってしまう可能性がある。だからこれは麻雀事業に従事しているプロであれば「絶対に成功させる」という気持ちをみんな持たなきゃいけないなと思ったんです。
構想を聞いた瞬間に、自分がMリーガーになるならないに関わらず「すごいものが始まっちゃったな」と思いました。思ったでしょ?
白鳥:思った(笑)
内川:シーズンが始まったら選手にスポットが当たるのは当然。だけどMリーグは選手だけじゃなくて、麻雀事業が大きく成長するチャンスだから。そのチャンスを「みんなで絶対に活かそうよ」「応援しようよ」とは思っていましたし、麻雀プロみんながそういう気持ちを持ってほしいですね。
白鳥:Mリーガーは、最後にはスポンサーに選んでもらって初めてなれるものだからね。
内川:周りが潤えば、その中にいる自分も潤うじゃないですか。みんなで集中して力を合わせてガーッとやる一大事業ですよ。