パチスロ「1枚がけ」専用機で「410枚ボーナス」完備!「激甘スペック!」と歓喜した男の実戦記
揃った図柄は「V・V・1R」。「レギュラー的な扱いかな?」と消化を始めると、あろうことかベル一回の入賞でボーナスが終了したのです。獲得したメダルは僅か10枚。ベルの払い出しが11枚ですから、もはや小役と変わりません。あまりの衝撃に開いた口が塞がりませんでした。
しばらく打ってみましたが、ボーナスの殆どが「V・V・1R揃い」でサッパリ増えず…。たまに110枚獲得の「V・V・11R揃い」を引けましたが、410枚の「V・V・41R揃い」は一度も引くことはできませんでした(後に最大獲得のボーナス出現率が全設定共通で「1/5000」を超えていると知る)。
あまりにダラダラした展開に、何とも言えぬ気持ちが生まれてきます。途中から「早くメダル飲まれないかな」とすら思ってしまうほど「穏やかすぎる」出玉推移でした。
我慢の限界がきた私は、3000Gほど回したところで約100枚のメダルを流して実戦終了。ここで収穫したものといえば、ボーナス告知のセミの鳴き声にバリエーションがあると気づいた事くらいです。
私にはハマらないゲーム性でしたが、「残ったメダルで遊ぶ」「多くの当りを楽しみたい」といった目的なら最適のマシンかもしれません。「こういう台があってもいいかな」と感じた『せみ』との思い出でした。
(文=堀川茂吉)
<著者プロフィール>
オグリキャップで競馬にハマり大勝負を繰り返してきた。その後は『ウルトラセブン』でパチンコの魅力に心酔し、競馬から離れパチンコ・パチスロのみを楽しむというスタイルを貫いている。ウェブ業界においてはライティング業務に従事。現在はパチMaxの編集部員として、主にパチンコ分野に関する記事作成および編集を行っている。パチスロ4号機時代など過去のエピソードも好んで作成しており、当時だからこそ起こり得た経験談を紹介中。
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