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パチンコ「限界突破時短」を搭載した甘さ爆発マシンが登場! 昨年ラストを飾った新台入替を振り返る

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 12/20。ついに今年最後の新装入れ替えを迎えました。2021年は170を超える新台が登場したわけですが、その大トリを飾る機種たちです。『エヴァ』『らんま1/2』『キャプテン翼』と本当に令和3年かと見まごうようなコンテンツラインナップですが、スペックや出玉性能はバリバリなのでご安心を。

 ところで、去年のこの時期にどんな新台が出たが覚えていますか? 2020年は新型コロナウイルスが猛威を振るった年ということもあり、年末年始に焦点を合わせた機種がそれほど盛り上がらなかった印象です。

 そんな2020年の最後の新台導入は3機種。なかでも目玉となったのは『Pぱちんこ冬のソナタForever』でした。『ファイナル』『リメンバー』からの『フォーエバー』。P機初となる『冬ソナ』、という側面もありましたね。

 確変ループで大当りはすべて最大出玉となる10ラウンド1500発という抜群の安定感は健在ですが、P機ならではの仕様として限界突破時短を搭載。通常大当り後に100回転を超える時短が付与される機能が実装されたのです。

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 時短の振り分けは100or200or300or949回。最大となる949回なら非常に高い確率で引き戻せるのはもちろん、大当りに結びつかなかったとしても950回で発動する遊タイムがあるので万全。その遊タイムで付与される電サポは1200回、大当り発生率じつに約98%。ほぼ連チャンするといっても過言ではありません。

 確変のループ率は60%ですが、実質的な連チャン率は70%を超えるような値。各種項目が高いレベルで維持されるスペック力で、2人の恋愛模様よりも「甘い」機種になっていました。

 一方の『PフィーバータイガーマスクW』は1種2種混合タイプを採用した正統派のRUSHマシン。平均ループ率が83%で右打ち中の大当りは7割が15ラウンド1500発となる出玉性能が持ち味です。

 1種2種といえばコレというべき役物によるダブル抽選契機も用意され、継続率が異なる2段階のRUSHともども、ゲーム性の幅も兼ね備えた1台といえるでしょう。

 最後は同じくRUSHを武器に鋭い出玉を見せる『P閃乱カグラ2 胸躍る199Ver.』です。RUSH継続率約82%、大当りの半分が10ラウンド約1300発というライトミドルタイプ1種2種混合機の王道ともいえるスペックとなっています。

 1/199.8の大当り確率はもちろん、通常時を599回転消化すると発動する遊タイムは大当り&RUSH突入が濃厚となる遊びやすさと振り切った特化型の演出により局地的な人気を獲得することに成功しました。

 以上、2020年12月第3週の新台入れ替えでした。ちなみに、導入初日となった2020年12月21日は「マヂカルラブリー」のM-1制覇によって、いわゆる「漫才論争」が勃発しましたね。漫才界の大巨匠中田カウス師匠はこう言っています。「コントも漫才」。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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