パチンコ10万発時代に「出玉を超える感動」？ 旧MAX機の名作を完全継承にファン歓喜!! －新台・初打ち報告－

　パチンコCR旧MAX機の時代に活躍した名機『CRルパン三世～消されたルパン～』。突然確変や潜伏確変、突然時短といったネガティブな要素があるにも関わらず、多くのユーザーから支持された稀有なる存在である。

　ヒットの要因は、なんといっても面白さが際立つ演出面であろう。同タイトルの世界観とマッチしたバトルタイプで、通常時にはタイプライターやファン必見のストーリーリーチなど、魅力的な作り込みが随所で感じ取れる機種であった。

　そんな人気機種の登場から約9年。その遺伝子を受け継いだパチンコ新台『Pルパン三世 消されたルパン2022』が10万発も続出する新時代に満を持して降臨した。

　かつてを彷彿とさせるスペック・演出構成に、カスタム機能などの新たな要素が追加された本機。遊技したプレイヤーはどのような印象を受けたのだろうか。初打ち実戦の感想などをご紹介しよう。

『Pルパン三世 消されたルパン2022』（平和）

■大当り確率：1/319.6→約1/38.5
■GOLDEN TIME突入率：約84％
■GOLDEN TIME継続率：約84％
■賞球数：1＆3＆4＆10＆15
■カウント：10カウント
■ラウンド：2Ror4Ror6Ror8Ror10R
■電サポ回数：20回or40回or60回or次回まで
■大当り内訳
・特図1
「4R確変+電サポ次回まで」68％
「2R確変+電サポ次回まで」13％
「10R確変+電サポ次回まで」1％
「2R通常+電サポ20回」14％
「2R通常+電サポ40回」3％
「2R通常+電サポ60回」1％
・特図2
「10R確変+電サポ次回まで」50％
「8R確変+電サポ次回まで」4％
「6R確変+電サポ次回まで」8％
「4R確変+電サポ次回まで」9％
「2R確変+電サポ次回まで」11％
「2R通常+電サポ+電サポ20回」14％
「2R通常+電サポ40回」3％
「2R通常+電サポ40回」1％
○○○

　大当り確率1/319.6のミドルタイプ。確変突入率・継続率ともに82％のループタイプで、時短引き戻しを含めたトータル継続率は約84％を誇る。

　右打ち中の大当りは50％で1500発を獲得可能。高い連チャン性能と相まって、まとまった出玉にも期待できる仕様と言えるだろう。

　演出は前作を継承しており、　通常時は「ルパン逃走リーチ」「名言リーチ」「銭形特訓リーチ」「ミュージックリーチ」から「3D系リーチ」や「キャラ系リーチ」などのSPリーチへ発展するのが基本パターンだ。

　また、期待大となるストーリー系リーチは「永遠のライバル（ルパン＆銭形）」「愛と裏切り（ルパン＆不二子）」「信頼のカタチ（次元＆五ェ門）」が存在。「初代リーチ」や「全回転リーチ」は、発生した時点で超激アツの展開が待ち受けていることだろう。
確変中は3種類の演出から好みで選択可能。お宝奪取を狙う「RUSH」や、バトル勝利を目指す「BATTLE」、様々な演出を楽しめる新モード「大泥棒」などが搭載されている。
○○○

【プレイヤーからの実戦報告】

　スペックに関しては「4Rに偏ると全然増えない」といった声もあるが、「潜確がなくなったのはプラス」など好印象を受けたプレイヤーもいるようだ。

　また、注目の演出面は「前作のまんまで懐かしい」「復刻カスタムが良い感じ」など、過去作を好んで遊技していたユーザーの評価は上々。出玉至上主義ともいえる状況だが、それを超える感動を与えてくれそうな気配だ。

【ヒットの可能性は？】

　現時点ではファンも好感触を抱いているようだが、「万人受けする仕様ではない」といった意見もある。その点が稼働に影響を与えそうだが、持ち味のスペック・演出を武器に根強い支持を獲得する可能性はあるだろう。再び「消されたルパン」がホールを盛り上げてくれるのか。今後の動向に注目である。