新台『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』の”ネタ切れ”はマジ？ 起死回生の「ヒット要素」といえば……

　ただ本作に対する話題は、決して良いものばかりではない。筐体に関しては「なぜ期待の北斗なのに専用枠にしなかったんだろう」「カウンターが数字とのバランスおかしいよ」「リール配列がちょっと……」と非難する声が上がっている。

　特徴の1つであるオリジナルキャラクターに関しては「誰だよ！ 北斗にあってないよ」「これはヒドい。まったく惹かれないわ」と敬遠する声が多数。ゲーム性に対しても厳しい意見が存在しているようだ。

「目立つのは『ネタ切れ感がすごい』というものです。キャラに関してはバトルの相手がファルコ以外すべてオリジナルキャラ。北斗の拳のイメージに合わないデザインや、無理矢理の設定を拒絶する声が多いようですね。スペックに関しても、新鮮さを感じなかったユーザーが存在しています。筐体もそうですが、今作のあらゆる面から『5.5号機に間に合わせるために急いで作ったのでは？』と感じてしまうようですね。

　もちろん毎回のように、斬新な台を開発するのは簡単ではありません。長く続く人気シリーズなら、いい加減に素材は厳しくなってくるでしょう。北斗のような超人気シリーズなら尚更ですよ。しかし、ユーザーは常に新鮮さを求めているようです。

『無双で作ればいいのに。面白いのできそう』『無双のようなお祭り的な感じだったら打ちたいよ』と、大ヒットしたパチンコの北斗無双での開発を望む声が上がっていますね。確かにスピンオフものであり、従来の北斗シリーズとは異なる世界観の無双を素材に使うことで、新たなパチスロ北斗を作ることはできたかもしれません。今回のオリジナルキャラをメインどころに持ってきた創造も、稼働してみたら好評を得られるかもしれませんが……」（パチスロライター）

　王道北斗をベースに「新たな遊技性」を創出したゲーム性。「北斗歴代最高峰の継続期待度」を実現したART。原作では描かれていないオリジナルキャラクターやエピソードは、ユーザーの支持を得ることができるのか？

　超人気シリーズ最新作『パチスロ北斗の拳 新伝説創造』は、5.9号機への完全移行を目前に控えた9月に導入予定だ。