明石家さんま「パチプロ」時代を過ごした意外な過去とは…… 極貧生活「パチンコで生計」大ブレイクまで続けた「パチンコ×芸人」ヒットの法則

　俳優の阿部寛や福山雅治が「パチンコ」に精通していることをあまり認知されていないように、「ギャンブル」を好む芸能人は意外に多い。

　かつてお笑い界の大御所・明石家さんまは、競馬にまつわるトーク番組『さんま・清の夢競馬』（関西テレビ）に出演していた過去を持ち、「大の競馬ファン」だということはあまり知られていない。

　同番組は1992年から2011年まで放送され、競馬中継の実況で有名なアナウンサー・杉本清とさんまが1年間の競馬を対談で振り返る内容。双方ともに「本名が同姓」「奈良出身」「競馬好き」という共通点があり、競馬ファンから大きな人気を博していた。

　そんなさんまは「競馬」だけではなく、実は「パチンコ」にも造けいが深いことをご存知だろうか。

　今月4日に放送されたラジオ『明石家さんま オールニッポン お願い！リクエスト 私の東京物語』（ニッポン放送）で「パチンコ」への想いを明かした。

　高校時代を振り返ったさんまは、お小遣いがあまり貰えなかったという。そうした時授業を抜け出してパチンコへ行き、学校の友人にいろんな物を買ってきてあげることが決まりになっていたという。

　また、単なる遊びではなく、知人にパチンコの勝率を左右する「釘の良し悪し」を伝授してもらい、なんと「パチプロ」として活動していた時期があったとのこと。パチンコで生計を立てていた時期があり、それは芸人になってからもしばらく続けていたようだ。

　その時期はまだブレイクを果たす前。風呂なし共同便所という厳しい環境の中で、若手時代を過ごしていたらしい。

　現在の姿から想像もつかないさんまの「パチプロ」時代。あまりにも意外すぎる過去に「芸人らしいね」「さんまがパチプロとか」と驚きの声が飛び交っている状況。反響は大きいようだ。

　そんな「芸人×パチプロ」といえば、ブラックマヨネーズ吉田敬が最も知られた存在だろう。「パチンコで人生が変わった」と断言するほど誰よりもパチンコを愛し1年ほどパチプロ生活を送っていたという吉田。パチンコがあったからこそ、浮き沈みが激しい芸人の世界を生きてこられたとも語っており、現在は超が付くほどの人気芸人だ。

　パチンコと芸人。それは”ブレイク”するための意外な組み合わせかもしれない。
(文＝編集部)