GJ > 競馬ニュース > 『情熱大陸』はデムーロ騎手次第
NEW

今夜放送『情熱大陸』密着ドキュメンタリー番組の視聴率はM・デムーロ騎手の手腕に懸かっている!?

【この記事のキーワード】, ,
Mirco-Demuro0225xs.jpg

 いよいよ、3歳牡馬クラシック第一弾・皐月賞(G1)当日を迎えた。今年はサトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキの三強を始めとしたハイレベルな実力馬が集い、近年稀に見る激戦が予想される。競馬ファンでなくとも、必見の一戦になりそうだ。

 中でも『本日の主役』は、リオンディーズの主戦を務めるミルコ・デムーロ騎手。先週、すでに牝馬クラシック第一弾・桜花賞(G3)をジュエラーで優勝しており、今日の皐月賞を勝つと「クラシック独占」という偉業が見える大一番を迎えている。

 そして、デムーロ騎手が『本日の主役』を務めるもう一つの理由が、23時25分からMBS系で放送が予定されている人気密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演することが決まっていることだ。

「昨年28億の賞金を勝ち取ったJRA初の外国人ジョッキー。その強さの秘密と溢れる日本愛・家族愛に密着!」(公式HPより)と銘打たれた今回の放送は、競馬ファンなら必見の内容。

 だが、果たして視聴者にどのような”心境”で鑑賞されるか……すべては、皐月賞のリオンディーズの走りに懸かっていると述べても過言ではない。

 番組関係者にとって”最高”の形は、リオンディーズとデムーロ騎手が見事に皐月賞を優勝し「そこには、このような感動の秘話があった」という形で『情熱大陸』が放送されることだろう。

 だからこそ、番組関係者からすれば何がなんでもリオンディーズの勝利、それもできれば”圧勝”を期待したいところ……リオンディーズが皐月賞で強い勝ち方をすればするほどメディアへの反響は大きく、それは同時に『情熱大陸』の視聴率にも大きく影響するからだ。

 しかし、逆にリオンディーズが皐月賞で完敗しようものなら、今夜の『情熱大陸』は視聴前から「無価値」と評される事態もあり得るはずだ。

 だが、番組関係者からすれば「視聴率が馬任せになる」今回のようなリスクの高い”ギャンブル”を行うくらいであれば、もっと事前にデムーロ騎手が出演する『情熱大陸』を放送する選択肢もあったのではないか。

 少なくとも今回の皐月賞の前に放送を済ませていれば、本番でも1番人気になりそうなリオンディーズとデムーロ騎手の知名度からも、一定の視聴率は確保できたはずだが……。

 どうやら『情熱大陸』には、それができない”前科”があるようだ。

『情熱大陸』が競馬を題材として取り上げた2014年04月27日放送の「チームキズナ」では、当時の番組は日本ダービー(G1)を勝ったキズナが、世界最高峰の舞台となる凱旋門賞(G1)に挑む1年を追った競馬ファン納得の内容。

今夜放送『情熱大陸』密着ドキュメンタリー番組の視聴率はM・デムーロ騎手の手腕に懸かっている!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  2. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  3. “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル
  4. 【天皇賞・春】関東クラシック馬タスティエーラ、ドゥレッツァVS関西テーオーロイヤル、ディープボンドら最強ステイヤー軍団。激戦の鍵を握る“第3の刺客!?”
  5. 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】
  6. 横山武史「乗り替わり」の無念を晴らす重賞勝利に会心ガッツポーズ! 初のメイン勝ちなど大暴れ「妹弟子」の活躍も刺激に?
  7. 【天皇賞・春】「賛否」分かれる名馬のレース名と条件、芝のコパノリッキーやダートのロードカナロアに違和感ありあり…ライスシャワーもスプリンターだった?
  8. 【チャンピオンズマイル(G1)展望】海外転戦“5億円ホース”が世界最強ゴールデンシックスティに挑戦!昨年のNHKマイルC覇者が道悪で急浮上?
  9. 【青葉賞】「幻のダービー馬」スキルヴィングの勝利から1年…待ち受けていた悲劇的な結末、改めて痛感する人馬無事の大切さ
  10. 【天皇賞・春】菱田裕二「師弟コンビ」で悲願の初G1制覇へ! 川田将雅、C.ルメール不在もチャンス、「勝率5割」のデータが人馬を後押し