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2016.07.04 21:34

コパノリッキー米国ブリーダーズカップ直行! その先に見据える壮大な「目標」は?
編集部

帝王賞を制したコパノリッキーが、11月に行われるアメリカ・ブリーダーズカップ(ダートマイルかクラシック)に直行することがわかった。
すでにG1競走(地方交流含む)を7勝しているコパノリッキー。仮にこのまま引退して種牡馬入りしたとしても不自然ではない。あえてのアメリカ遠征は、挑戦という意味はもちろん、壮大な「目標」によるところが大きい。
陣営は、米国遠征の結果次第では「米国で種牡馬入り」を視野に入れているという。日本国内でのダート種牡馬の需要は決して高くはない。ダートの本場アメリカで結果を出し、その上で同国の種牡馬としての需要を見込むという考えは合理的ではあるのだ。
アメリカ二冠サンデーサイレンス産駒であるゴールドアリュールの仔が、米国で種牡馬としてどのような結果を残すのか、その点は非常に興味深いところであり、日本競馬の影響力が北米に及ぶという点でも価値はある。
とはいえ、当然だが遠征で結果を残すハードルは極めて高い。仮にブリーダーズカップクラシックに出走すれば、ドバイワールドカップを今年圧勝した怪物・カリフォルニアクロームと対戦する可能性もある。今年米国三冠に挑戦したラニの結果が示すように、世界最高水準の舞台で勝利に近づくのは並大抵ではない。
コパノリッキーの世界への壮大なる挑戦。鞍上の武豊騎手の手腕で豪快な逃げ切り勝ちが見られるか、注目である。
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