GJ > 競馬ニュース > 最強・堀厩舎の来年クラシック
NEW

「セレクトセールの超高額馬」から「米三冠を狙える大器」まで!ドゥラメンテ&モーリスの最強・堀厩舎の来年クラシックは『世界』を股に掛ける逸材揃い

【この記事のキーワード】, ,
horikyuusha.jpg堀宣行調教師(Cake6より)

 昨年の年度代表馬モーリスの安田記念敗退に、二冠馬ドゥラメンテの故障引退。この春は堀宣行厩舎にとって、あまり喜ばしいものではなかったかもしれないが、それでも堀厩舎が今最も勢いのある名門の一つであることに変わりはない。

 今年の3歳世代は昨年のドゥラメンテが派手だったため地味な印象があるが、それでもスプリングS(G2)勝ちのマウントロブソン、今週のジャパンダートダービー(G1)でも有力視されているストロングバローズなど将来が楽しみな粒ぞろい。すでに約半数が勝ち上がっている。

 そこで前回の池江厩舎に引き続き、今回も翌年の頂上決戦、そしてその後の覇権争いを見据えてデビュー前から「評判の2歳馬」を堀厩舎からピックアップしたい。

ヘリファルテ

牡・血統/ディープインパクト×シユーマ(Medicean)

 本サイトの『理論上は来年の三冠馬?「ディープインパクトの跡継ぎ」を作るための傑作『成功の方程式』を持つ名馬がデビュー(コチラ)』でも紹介したヘリファルテ。母シユーマはこれまでディープインパクトが成功したあらゆる相性の良い血統を持ち合わせており、まさにディープインパクトと配合するために社台グループが購入した外国馬だ。

 まだ入厩こそしていないが、馴致先のノーザンファームでの評価は上々。「順調に増えて現在は476㌔ぐらい。身体の造りもしっかりとしてきましたし、いい成長を見せています。坂路でハロン15秒を少し切るタイムを出していますが、ストライドが大きく、力強い走りを見せています。気性も素直で乗りやすいですし、長い距離もこなせると思いますよ」と話すのは、育成を担当する藤波明氏だ。

 入厩は秋以降の予定だが、順調にいけばクラシックに十分間に合うだけに楽しみだ。

サトノヴィクトリー

牡・血統/ディープインパクト×ジョコンダII(Rossini)

 本サイトの『里見治氏、サトノダイヤモンド以上の「最終兵器」が今年デビュー! 驚愕の落札価格とこの時期恒例の「化け物」(リンク)』でも紹介されているが、デビューから昨年の弥生賞(G2)まで3連勝。今年になっても京都記念(G2)を制したサトノクラウンの半弟となるサトノヴィクトリー。

 昨年のセレクトセールで、2億3500万円で落札された良血馬は、父がサトノクラウンのMarjuからディープインパクトに替わったことでスケールアップ。「いい馬が持っている要素を感じますよね。ディープインパクト産駒らしい、しなやかさがあります。独特のオーラをまとっていますし、奥がありそう。ポテンシャルの高そうなニオイがしますよ」とこちらもノーザンファームでの評価は高い。間違いなく、クラシックを意識しなければならない逸材だ。

「セレクトセールの超高額馬」から「米三冠を狙える大器」まで!ドゥラメンテ&モーリスの最強・堀厩舎の来年クラシックは『世界』を股に掛ける逸材揃いのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
  2. 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
  3. 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
  4. 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
  5. セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
  6. JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
  7. コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
  8. JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
  9. タガノエルピーダ×M.デムーロ「新タッグ」でオークスヘ!「タイトルを獲得したいものと夢見ております」悲願の初G1制覇目指す名オーナーの希望となれるか
  10. 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか