GJ > 競馬ニュース > 「真夏の祭典」米パシフィックC
NEW

「真夏の祭典」米パシフィッククラシック(G1)は「王者」カリフォルニアクロームと「最強女王」ビホルダーによる史上最大の一騎打ち!

 20日、アメリカのデルマー競馬場で”真夏の祭典”パシフィッククラシック(G1、ダート2000m)が行われる。

 翌週に”真夏のダービー”と称されるトラヴァーズS(G1)が行なわれるため3歳馬の出走こそないものの、今年のパシフィッククラシックは現在のアメリカ競馬を代表する「王者」と「最強女王」との一騎打ちになりそうだ。

 現在開催されているリオ五輪では、あらゆる競技が男女別にわかれていることに対して、馬とはいえ、競馬はそういった垣根が少ない。その結果、性別の壁を超えて牡馬を軽く凌駕する”女傑”がたびたび出現することが魅力の一つだが、今回は「王者」カリフォルニアクロームが”王者陥落”の危機を迎えている。

 今春のドバイワールドカップ(G1)をレコード勝ちし、今年上半期のロンジンワールドベストレースホースランキングでもエイシンヒカリに次ぐ2位。今や世界中の誰もが認める、ダート最強馬のカリフォルニアクローム。ドバイWC以来となった前走のサンディエゴH(G2)も快勝し、パシフィッククラシック制覇の最有力なのは間違いない。

 すでに今年のブリーダーズCクラシック(G1)を経て、来年1月に新設されたペガサスワールドカップでの引退がほぼ決まっているカリフォルニアクロームだが、連勝を続ければ日本のテイエムオペラオーが持つ「世界最多獲得賞金」の記録更新が現実味を帯びてくるだけに、ここも当然負けられない戦いだ。

 しかし、当所は前走で約2年間続いていた連勝記録がストップし、ローテーションの立て直しが急務といわれていた”女傑”が、当初の予定通りパシフィッククラシックに駒を進めてくるのなら、話はやや違ってくる。

「真夏の祭典」米パシフィッククラシック(G1)は「王者」カリフォルニアクロームと「最強女王」ビホルダーによる史上最大の一騎打ち!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  7. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を