真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.20 08:35

「真夏の祭典」米パシフィッククラシック(G1)は「王者」カリフォルニアクロームと「最強女王」ビホルダーによる史上最大の一騎打ち!
編集部
現在のアメリカが誇る”女傑”ビホルダーは、ここまで23戦17勝2着4回。2012年、13年、15年と最優秀牝馬に選出されている、まさに牡馬をものともしない「最強女王」だ。
しかし、2014年の9月から続いていた連勝を9に伸ばすために挑んだ前走のクレメントLハーシュS(G1)でまさかの敗戦。2走前に完勝していたステラーウインド(ステラウインドではなく)に足をすくわれた。
当初はショックのあまりパシフィッククラシック出走も不透明な状況となっていたが、ここにきて出走の意向を示している。初対決となる「王者」カリフォルニアクロームに挑戦状を叩き付けた格好だ。
実は23戦17勝、G1タイトルも10を数えるビホルダーだが、ここまで築き上げた完ぺきな成績は、ほぼ牝馬相手に挙げたもの。牡馬を相手に挙げたG1勝利は昨年のパシフィッククラシックだけだ。
だが、その勝ち方が”えげつない”。
逃げた2頭を見るような形で3番手を進んでいたビホルダーだが、3コーナーで先頭のペースが落ちてくると早くもスパート。他馬とはまったく手応えの異なる勢いで先頭に立つと、そのまま押し切ってしまった。
最終的についた着差は驚愕の8馬身1/4。メンバーには一昨年のブリーダーズCクラシックの勝ち馬バイエルンもいたが、彼女にとって大きな問題ではなかったようだ。
カリフォルニアクロームが124ポンド(約56㎏)の斤量に対して、ビホルダーも昨年と同じ119ポンド(約54㎏)。「最強女王」が昨年と同じ走りをすれば、「王者」がその威厳を保つのは、決して簡単なことではないだろう。
PICK UP
Ranking
23:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出