GJ > 競馬ニュース > 武豊札幌2歳Sで「4000勝」か
NEW

武豊が札幌2歳Sで「4000勝」を手に!? 騎乗するタガノアシュラが「期待大」な理由と、本人の「クールコメント」

【この記事のキーワード】, ,
takeyutaka0227.jpg

 今週は夏競馬の「締め」ということで、土曜に札幌2歳S、日曜に小倉2歳Sと新潟記念と、重賞が3レース行われる。このレースが終われば、いよいよ秋のビッグレースへの道が本格始動することになるわけだが……。

 秋を目前に控え、「大記録」に大手をかけている騎手がいる。競馬界において「記録」といえば、それはもう武豊騎手である。現在通算勝利数3998勝で、空前絶後の「4000勝」まであと2勝と迫っているのだ。

 大記録を前に、土曜の札幌2歳Sに大きなチャンスが。武騎手が騎乗するのは函館の新馬戦を快勝したタガノアシュラ(牡2歳 栗東 五十嵐厩舎)だ。

 同馬は前走、積極的に逃げる競馬でレースを進め、最後の直線で粘る2着馬を鞭なし、楽々振り切って4馬身差で勝利している。すでに豊かなスピードと操縦性の高さを示しており、初重賞でも1番人気に推される可能性は十分にある。

 さらに追い風となるのは、武騎手が今年、大舞台での「逃げ・先行」で結果を残しているところだ。天皇賞・春ではキタサンブラックを「マジックペース」で勝利に導き、エイシンヒカリで仏イスパーン賞を圧勝。コパノリッキーを絶妙に先行させてかしわ記念と帝王賞を制覇と、とにかくビッグレースでの騎乗が光っている。

 今の武騎手であれば、タガノアシュラを見事にエスコートできる可能性は大きいだろう。4000勝の節目を重賞で……。これまでも節目節目で重賞を制してきた武騎手だけに、そのような絵になる勝利を遂げても何ら不思議ではない。

 当の本人はといえば、「あと2勝? そう言われたら『そうか』と思うけれど、ただの数字なわけだから。大事なのはこれからですよ」といたってクール。何とも心強い限りだ。

武豊が札幌2歳Sで「4000勝」を手に!? 騎乗するタガノアシュラが「期待大」な理由と、本人の「クールコメント」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗