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来年クラシックの大本命トゥザクラウンのデビュー時期が決定!世界最高峰のノーザンファームの『横綱』と評された大器がついに始動を迎える!

touzaguro-ri-.jpgトゥザグローリー(JBISサーチ公式サイトより)

 明日の凱旋門賞(仏G1)に日本を代表して挑むマカヒキ、ローズS(G2)を快勝し盤石の形で秋華賞の大本命となるシンハライト、神戸新聞杯(G2)を勝ってラスト一冠にすべてをかけるサトノダイヤモンド。

 この秋の競馬を牽引している3歳馬だけを見ても、近代競馬においてノーザンファームが如何にずば抜けた育成技術を持っているのかがうかがい知れる。いや、技術だけでなく、ノーザンファームで馴致されるということは、世界最高峰の環境に囲まれて幼少期を過ごすということだ。成功者には「成功するだけの根拠」がそろっている。

 先週の新馬戦で、来年のクラシック候補の呼び名が高かったエアウィンザーの出鼻を挫いたムーヴザワールドも、やはりノーザンファームの生産馬であるように、今年の2歳世代もこの日本一の生産牧場がリードしていくことに間違いないだろう。

 そして、そのノーザンファームから今月、ついに「真打ち」が登場する。

 今や「ここで中心になることは、すなわち同世代で中心となること」と述べても過言ではないほど、毎年のように絢爛豪華な超良血馬が集うノーザンファーム。そんなエリート集団の中で、常にひと際目立った存在だったのが、『横綱』と称されたトゥザクラウン(牡2歳、栗東・池江厩舎)だ。

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