GJ > 競馬ニュース > 岩田康誠騎手「完全復活」は
NEW

岩田康誠騎手「完全復活」は目前!? 京都大賞典アドマイヤデウスで見せた久々の「積極騎乗」

【この記事のキーワード】, ,
iwata0301.jpg岩田康誠騎手(Cake6より)

 徐々に、復調の兆しが見えてきた。

 3着と抜群の安定感を誇るキタサンブラック(牡4 栗東・清水厩舎)が2番手から最後の直線で早々と先頭に立ち、余裕の勝利を収めた。着差こそクビであるが、それ以上の強さを感じさせたことはいうまでもない。明らかに一枚格上の競馬を見せていた。

 ただ、力の差は感じさせながらも、そのキタサンブラックに最後まで食い下がったのがアドマイヤデウス(牡5 栗東・橋田厩舎)である。道中3番手でレースを進め、しっかりと上位を確保する堅実な走りを見せたといえる。同じ位置でレースを進めた強豪ラブリーデイに先着した意味は決して小さくはないだろう。

 このアドマイヤデウスの鞍上が、ご存知岩田康誠騎手である。長く同馬の主戦を務めているが、久々に岩田騎手らしい積極的なレースを見せてくれた。道中インコースでの折り合いは文句なし、直線ではインに入ったキタサンブラックに進路をカットされるも、道が開けるとラブリーデイとともにグングンと伸びる。それ以上の伸びを見せたキタサンブラックには及ばないものの、ラブリーデイを置き去りにし、楽勝ムードのライバルに最後まで肉迫した、G2での通算成績が「2:1:2:0」と、アドマイヤデウスらしさの見られたレースである。

 岩田騎手がインコースからグングン伸びてくる姿を見たのは非常に久々な印象を受ける。今年、特に夏後半から現在にかけては明らかに消極的な騎乗が続いていた印象もあり、8月27日以来1カ月以上も「JRA未勝利」という状況であった。

岩田康誠騎手「完全復活」は目前!? 京都大賞典アドマイヤデウスで見せた久々の「積極騎乗」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  8. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬