
岩田康誠騎手「9月中央未勝利」でいよいよ不調の極致!? 大井・東京盃での「哀愁コメント」がもはや冗談にもならず……

22日、大井競馬場の東京盃(G2)、ドリームバレンチノ(牡9歳 栗東・加用厩舎)の大外一気で久々の重賞勝利を飾った岩田康誠騎手。今月初に「1年間重賞未勝利」という数年前を考えれば信じがたい記録を作ってしまった岩田騎手だが、この勝利をきっかけに復調するのではと見る向きも多いだろう。
ただ、「中央競馬」における岩田騎手の不調ぶりは、ここへきて最悪の状況と指摘する声がある。
「実は岩田騎手、中央で『未勝利』のまま9月を終えてしまいました。地方を含めても勝利は先週の東京盃のみです。今年は年明けから不調不調とささやかれ続けてきましたが、ひと月未勝利というのはありませんでした。8月も3勝でしたし、調子は更に下降線を描いているとしか言えません。地方とはいえ久々に重賞を勝利したことが、復調のきっかけとなればいいのですが……」(競馬記者)
25日の神戸新聞杯では期待の上がり馬カフジプリンスに騎乗した岩田騎手だが、中団後ろに位置したものの直線では詰まりなかなか前に出れず、最後に脚を伸ばしたものの4着と、消化不良なレースになってしまった。ロードカナロアやジェンティルドンナに騎乗していた頃に見せていた積極性はナリを潜めてしまっている。
「最近の岩田騎手が不調というのもあるのでしょうが、馬質は上半期よりさらに下がっている印象で、上位人気になることも少なくなってきました。それでもコンスタントに馬券圏内は確保し3着内率も特段低くはない。腕の確かさには変わりないのでしょうが、あと一歩、詰めの甘い状況になっているようです。中央重賞勝利が1年ない状況ですが、平場まで勝利が遠のくとなると、このままリーディングトップ10もいよいよ危うい状況です」(同)
東京盃の勝利インタビューで「僕のことは忘れても、ドリームバレンチノのことは忘れないでください」と語っていた岩田騎手だが、このままでは冗談にもならない。東京盃で見せた手綱さばきを、もう一度ファンは見たいと願っているのだが……。
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