真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.09 07:15
京都大賞典(G2)は「超抜仕上げ」のアドマイヤデウスが本番モード!復調気味の岩田康誠騎手が最愛の恋人の思い出と共に「HOWEVERポーズ」で感情爆発?
編集部
岩田康誠騎手(Cake6より)
6日、京都大賞典(G2)に向けた各馬の最終追い切りが行なわれている中、一頭だけ異様な雰囲気を醸し出している馬がいた。
1番人気が確実なキタサンブラックや昨年の覇者ラブリーデイ、有馬記念2着のサウンズオブアースなど、秋のG1戦線を狙う有力馬があくまで”前哨戦モード”で調整を済ませている中、アドマイヤデウスだけが本番さながらの猛時計をマークしている。
「順調にきています。馬の気配、全体の動きなど、体調は凄くいい」
デイリースポーツの取材に応える橋田満調教師の表情は明るい。栗東のCWコースで6ハロン80.0、ラスト12.1秒と休み明けをまったく感じさせない”会心の追い切り”ができたのだから、それも当然か。
無論、前哨戦から陣営が「納得の仕上げができた」と満足するほどアドマイヤデウスを仕上げたことには、明確な理由がある。
アドマイヤデウスが本賞金を追加したのは、昨年3月の日経賞の勝利が最後。ここで賞金を加算しておかなければ、いよいよ秋のG1戦線に加わることが怪しくなってくる。そのため、今回は1週前と最終追い切りはCWコースで渾身の仕上げ。ちなみにこの馬が坂路以外で最終追い切りを行なうのは、今年で5歳馬ながら今回が初めてだ。
言い換えれば、陣営はそれだけ”背水の陣”を敷いて、ここに懸けているのである。
しかし、前走の天皇賞・春(G1)では、勝ったキタサンブラックに完敗の9着。1年以上勝利から遠ざかっていることもあって、現在(土曜日段階)も単勝40.5倍で10頭中7番人気と、ほぼ無視されたような状況……。いくら状態が良くとも、「実力」がなければ勝てないのが競馬だ。
だが今一度、冷静になってアドマイヤデウスの戦績を振り返っていただきたい。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛