GJ > 競馬ニュース > 【京都大賞典(G2)展望】
NEW

【京都大賞典(G2)展望】覇権を目指して春の天皇賞馬キタサンブラック堂々始動!昨年ワンツーのラブリーデイ&サウンズオブアースの逆転は!?

【この記事のキーワード】, ,
kitasan.jpgキタサンブラック(競馬つらつらより)

 体育の日となる10日(祝)の京都大賞典(G2)で、春の天皇賞を制したキタサンブラックが始動する。最近は毎日王冠(G2)にお株を奪われてすっかり低迷した京都大賞典だが、昨年の覇者ラブリーデイが久々に天皇賞・秋(G1)を制して存在感を発揮したばかり。

 今年も昨年の1、2着に加え、キタサンブラックが出走する興味深いレースとなりそうだ。

 昨年の菊花賞(G1)に加え、今春の天皇賞・春(G1)と新たなタイトルを上積みしたキタサンブラック(牡4歳、栗東・清水厩舎)は、今や競馬界を牽引するスターホースに登りつめた。

 天皇賞馬として挑んだ前走の宝塚記念(G1)では果敢にハナを奪ったものの、最後の最後でドゥラメンテとマリアライトの強襲に遭い3着。だが、厳しいペースの中で各馬に目標にされながらも大きく崩れなかった走りは、負けてなお強し。この馬の評価を確固たるものにした。

 先月29日に行なわれた1週前追い切りでは、栗東のCWコースで6ハロン80.7秒、ラスト12.7秒と軽快な動きを披露。併せ馬との併入を見守った清水久調教師は日刊スポーツの取材に対し「いつも通り前に目標を置いてしっかりと。毛ヅヤもいいし、体もふっくらして張りがある」と順調さを強調している。

 この秋は武豊騎手とのコンビで、ここからジャパンC(G1)と有馬記念(G1)に参戦予定。ここは、天皇賞馬の貫録を見せつけたいところだ。実はこの馬、これだけの戦績で今まで1番人気が一度もない珍しい馬だが、その記録もさすがにここで途絶えそうだ。

 春はキタサンブラックに完敗したが、この舞台ならラブリーデイ(牡6歳、栗東・池江厩舎)も負けてはいないはずだ。

【京都大賞典(G2)展望】覇権を目指して春の天皇賞馬キタサンブラック堂々始動!昨年ワンツーのラブリーデイ&サウンズオブアースの逆転は!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは