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今年の天皇賞・春を制し、宝塚記念3着と活躍したキタサンブラックの、秋のローテーションが1日に明らかになった。
キタサンブラックは10月10日の京都大賞典(G2)をステップに、JC(G1)(11月27日)、有馬記念(G1)に参戦する。同馬のオーナーである演歌歌手の北島三郎が有馬記念に強い思いを抱いているようで、暮れのグランプリで最高の状態を見せる可能性が高い。
すでにG1を2勝、1800m~3000m超と幅広い距離適性を有するキタサンブラックだけに、秋は天皇賞・秋、JC、有馬記念と「秋王道路線」を皆勤する可能性も叫ばれていたが、狙うは中長距離の王者。今春の主役の1頭だっただけに、さらなる期待と人気を集めそうである。
一方、仮に天皇賞・秋に出走する予定だった場合、ファンの間で「どちらなのか」と話題になった事項がある。今春キタサンブラックの主戦を務めた武豊騎手の「選択」である。
キタサンブラックで天皇賞・春に挑んだ際は、1000m61.8秒という絶妙なペースで逃げ、レースを完全に支配。最後はカレンミロティックとの叩き合いをわずかに制して春の盾を獲得し、現役最強クラスの実力を証明した。
一方、早い段階から天皇賞・秋への挑戦を表明していたのが、仏イスパーン賞を10馬身近い圧勝で制し、レーティングでも世界一を獲得したエイシンヒカリである。英プリンスオブウェールズSでは惨敗したものの、中距離では世界屈指の存在として評価されている。
どちらも「逃げ・先行」という点で似ており、それぞれ国内、海外でビッグレースを制している逸材だ。「武は天皇賞でどちらに騎乗するのか」というのは大きなファクターではあったのだが……。
キタサンブラックは天皇賞に出走する予定はなし。武騎手は問題なく天皇賞でエイシンヒカリに騎乗することとなるだろう。うがった見方かもしれないが、キタサンブラック陣営が武騎手、ならびにエイシンヒカリ側に「配慮」した結果と考えることもできる。
北島三郎オーナーも、春の愛馬の走りを見て武騎手の「ゾッコン」ということか。菊花賞制覇の立役者ながら、ますます再騎乗のチャンスがなくなった北村宏司騎手が少し気の毒な気もする。
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