真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.16 06:15
武豊騎手「とても残念」オークス馬ダンスパートナー死す……「華麗なるダンス一族」の誇りを胸にカイザーバルが秋華賞(G1)に出陣
編集部
「ogiyoshisan」より
今週は3歳牝馬クラシック最後の戦い秋華賞(G1)が開催されるだけに、歴代の秋華賞馬から「思い出の一頭」を紹介させていただくつもりでいたが、急きょ予定を変更することになった。
14日、1995年のオークス馬ダンスパートナーが亡くなったからだ。
JRAの発表によると、社台ファームで繋養されていたダンスパートナーはすでに繁殖生活を引退していたが、14日に蹄葉炎のために死亡したと連絡があったようだ。蹄葉炎とは馬や牛などの大きな蹄を持つ有蹄類が発症する疾病の一つで、最悪の場合、今回のように死に至る致命的な疾病だ。ダンスパートナーの父サンデーサイレンスも、蹄葉炎が原因で命を落としている。
繋養されていた社台ファームの場長・池田充氏は「オークス(G1)を勝ったことはもちろんですが、フランス遠征で敗れはしたもののヴェルメイユ賞(G1)で1番人気に推されたことが、驚きとともにとても嬉しかったことを覚えています」とコメント。
主戦としてオークス制覇に導いた武豊騎手もスポーツ報知の取材に「一番の思い出はやっぱりオークスですかね。フランス遠征からの菊花賞挑戦もありました。とても残念」と古き良き恋人の死を嘆いた。
ダンスパートナーが3歳牝馬だった当時は秋華賞創設が翌年に控えており、クラシック最終戦はエリザベス女王杯(G1)だった。
だが、オークス馬として世代を牽引する立場にあったダンスパートナーは、まるで最後の一冠など眼中にないかのように果敢に「世界」へ飛び出して行った。
PICK UP
Ranking
11:30更新- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山武史「乗り替わり」の無念を晴らす重賞勝利に会心ガッツポーズ! 初のメイン勝ちなど大暴れ「妹弟子」の活躍も刺激に?
- 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【青葉賞】「幻のダービー馬」スキルヴィングの勝利から1年…待ち受けていた悲劇的な結末、改めて痛感する人馬無事の大切さ
- 【羽田盃】新ダート三冠初戦を桃井はるこがぶった斬り!? アマンテビアンコ✕川田将雅よりも推したいあの1頭は? モモーイの超!大穴でGJ 羽田盃2024
- 【天皇賞・春】「賛否」分かれる名馬のレース名と条件、芝のコパノリッキーやダートのロードカナロアに違和感ありあり…ライスシャワーもスプリンターだった?
- 【青葉賞】武豊「ダービーに出さないといけない」キタサンブラック弟シュガークン出陣! 相性抜群レース完勝も、本番に不安材料?
- “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル
- 【天皇賞・春】関東クラシック馬タスティエーラ、ドゥレッツァVS関西テーオーロイヤル、ディープボンドら最強ステイヤー軍団。激戦の鍵を握る“第3の刺客!?”