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2016.10.27 14:17

エアスピネル「今後の進路」が決定!? 中距離路線狙うも、見えないベスト距離
編集部

今秋の菊花賞(G1)で3着だったエアスピネル(牡3歳、栗東・笹田和秀厩舎)の復帰戦が来年1月の中山金杯(G3)、もしくは2月の京都記念(G2)になる可能性が高いことが分かった。25日に「競馬ラボ」が報じている。
ハイレベルな3歳牡馬の中でもクラシック三冠を4着、4着、3着と高いパフォーマンスで走り抜いたエアスピネル。その実力は競馬界全体でも有数の存在に違いないが、一方で勝利は2歳11月のデイリー杯2歳S(G2)が最後となる。
本賞金の加算も2歳12月の朝日杯フューチュリティS(G1)の2着以来できていないことから、今後のG1挑戦に対して賞金面での不安が否めない状況であった。
そこで陣営は年内休養を決断し、来年の早期に復帰戦を模索。その結果、年明け早々の中山金杯もしくは2月の京都記念が復帰戦の候補として上ったようだ。
「興味深いのは、陣営が関東に遠征してでも2000mの中山金杯を選択したことですね。同日には京都でマイル戦の京都金杯(G3)が行なわれますが、これはエアスピネルが楽勝したデイリー杯2歳Sとまったく同じ舞台。朝日杯フューチュリティSの2着も含めて、2歳時から高いマイラーとしての資質を感じさせていた本馬ですが、クラシックで距離をこなしたことで陣営は2000m以上の中距離路線を選択したようです」(競馬記者)
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