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菊花賞に挑むエアスピネルに武豊騎手が前祝い!全弟エアウィンザーが初勝利も、気になる今後の進路は「人の事情」と「馬の将来」で大きく揺れる?

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easupineru.jpgエアスピネル(競馬つらつらより)

「いい馬ですね。課題が多い中で、これだけ走れるんですから」レース後、兄に続いて主戦を務める武豊騎手の笑顔がはじけた。

 22日に京都で行なわれた2歳未勝利戦をエアスピネルの全弟となるエアウィンザー(牡2歳、栗東・角居勝彦厩舎)が、単勝1.1倍の圧倒的な人気に応えて快勝。しっかりと2戦目で勝ち上がった。

 かねてより「エアスピネル以上」といわれていた大器だったが、先月25日に迎えた新馬戦ではムーヴザワールドに競り負けて、まさかの敗戦。武豊騎手も「まだ全体的に緩い。本気で走れない体」と落胆を隠さなかった。

 しかし、レース内容は阪神1800mの2歳戦のレコード。勝ったムーヴザワールドは、昨年のローズS(G2)を制したタッチングスピーチの全弟という素質馬であり、大きく悲観するところはなかった。それだけに、ここは順当な勝ち上がりといったところか。

「まだ自分から進んで行くようなところはないけど、将来を考えたら、今はこれくらいで十分。楽しみです」と鞍上の好評価は揺るがない。

「武豊騎手の言葉をお借りするなら『まだ自分から進んで行くようなところはない』ということは『折り合いに心配がない』ということも示していると思います。兄エアスピネルは、今週の菊花賞で距離不安がささやかれていますが、折り合いに心配がない弟は兄よりも長い距離に適性があるのかもしれませんね」(競馬記者)

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