GJ > 競馬ニュース > 有馬記念は「馬単1点」でOK!?
NEW

有馬記念は「馬単1点」でOK!? 絶好調サウンズオブアースに漂う強烈な「2着臭」……勝つのは、やはり競馬界の「白い巨人」!?

kamisama.jpg

 25日の有馬記念(G1)に出走するサウンズオブアース(牡5歳・栗東・藤岡健一厩舎)は競馬ファンなら誰もが知っている現役屈指の「シルバーコレクター」である。

 通算成績[2-8-1-8]。恐ろしいまでに勝ち切れず、G1レースでの2着は前走のジャパンCを含めて、これまで3度。他にも神戸新聞杯や日経賞、京都大賞典といった王道路線のG2でも2着を記録しており、もしもこれらすべてを勝利していれば、間違いなく現役最強馬の1頭に数えられていたことだろう。

 だが、サウンズオブアースの評価は現役最強馬ではなく「現役最強の2勝馬」。名誉か、不名誉なのかよくわからない異名を持っている。今回の有馬記念でも、本馬の馬券はおそらく「2着付け」が最も売れることだろう。

 ただ、少なくとも陣営にとっては「今度こそ」という強い思いは感じられる。21日に行なわれた最終追い切りでは、栗東のCウッドでラスト1ハロン11.9秒の抜群のキレを披露したサウンズオブアース。管理する藤岡調教師も「過去最高のデキ」と胸を張っていたらしい。

 だが、この競馬史の中でも屈指のシルバーコレクターは、今回の有馬記念でまたも”銀色の勲章”を増やしてしまうことが濃厚なようだ。

 21日に東京・品川プリンスホテルで行なわれた有馬記念の公開枠順抽選会で、サウンズオブアースは「3枠6番」。ここ10年で1勝2着2回3着2回と、全枠番の中で最も結果を残している最高の枠番に入った。

 そして、何よりも「赤枠」に入ったことが大きい。今年のスポーツ界は「赤色」が大活躍した一年だったからだ。

 プロ野球では「赤ヘル軍団」こと広島カープが25年ぶりにセ・リーグを制覇。さらにJリーグでも浦和レッドダイヤモンズがルヴァンカップで優勝、チャンピオンシップ決勝戦では鹿島アントラーズに敗れたが、その鹿島も赤いユニフォームのチームだった。

 これだけを見ても今年の有馬記念で赤帽の3枠は、まさしく絶好枠。

有馬記念は「馬単1点」でOK!? 絶好調サウンズオブアースに漂う強烈な「2着臭」……勝つのは、やはり競馬界の「白い巨人」!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  8. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬