真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.07 07:10
武豊騎手「31年連続重賞勝利」をエアスピネルで! 苦しい時期でも積み重ねてきた勝利の先に見える「夢」
編集部
5日に開催された京都金杯をエアスピネルで勝利し、幸先よく2017年をスタートさせた武豊騎手。
昨日の勝利で武騎手の重賞勝利は「31年連続」となった。昨年30周年を迎えた武騎手の騎手生活だが、新たな節目を越えても淡々と勝利を積み重ねている。
全盛期という言い方が正しいのかは分からないが、2000年代の武騎手にはとにかく有力馬が集まっていた印象で、その中で重賞を勝利することは半ば「当然」ということもできる。実際、「馬質が良すぎる」と批判を浴びていた部分もあるだろう。
しかし、2010年の落馬後、地方からの移籍騎手や短期免許で来日する外国人騎手の台頭で成績が一気に下降。一時は「引退」の声すらも上がっていた。
その中でも、武騎手は常に重賞を勝利し続けてきた。常に安泰と言える立場で記録を作ってきたわけではなく、引退を叫ばれるほど苦しい時期があってなお、記録を刻み続けてきたということだ。2012年は年間56勝、武騎手のキャリアでももっとも過酷な1年だったと言えるが、年間で重賞1番人気を背負ったのはたったの1度きりだった。武騎手が主役だった競馬界を知っている人間なら誰しもが耳を疑うだろう。
あと2年もすれば50歳となる武騎手だが、若々しいのは見た目のみならず、勝利への意欲も同じである。先述のエアスピネルに関しても「もっと弾けると思った」と内容には不満を吐露し同馬への期待をのぞかせるなど、貪欲さはいつまでも変わらない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
- 【天皇賞・春(G1)】リピーターはディープボンドではなく「長丁場で大崩れがない」アノ1頭? 単穴は「豊富なスタミナが武器」の堅実派…まさに伏兵といえるベテランも? 超強力“現場ネタ”から紐荒れで狙える伏兵が浮上!?
- 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
- 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
- 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
関連記事
エアスピネルと武豊騎手が京都金杯(G3)で今年初笑い!”自分探しの旅”を終えた世代屈指の大器が、主役不在のマイル界に「新王者」として大きく名乗り!
大本命エアスピネルと武豊に死角なし?約1年ぶりのマイル戦に「血統」から見るマイル適性と、勝つための「3つ」のポイント
ルメール騎手も武豊騎手の”二の舞”? 「2017年リーディング」予測に見える、現代版・騎手リーディング獲得の「秘訣」とは
武豊騎手、激動の2016年「父・邦彦さん死去」「弟・幸四郎騎手の調教師転身」デビュー30周年は大きな節目の年 ~2016年競馬界プレイバック4~
有馬記念、「必勝の1枠1番」武豊キタサンブラックついに敗れる。度重なる過剰な幸運がアイドルホースの「天命」に落とした影